夢を抱くことはとても簡単なことです。
理想を掲げ、目標を持ち、目的を見出すことはその気になれば誰にでも出来ることです。
夢や理想や目標や目的を持つことは誰にだって許された権利であり、すべての人間の責任でもあるのです。
すべての存在が、世界に成長や向上を求めています。
成長や向上を目的として世界に存在していると言えるのです。
すべての存在は必ず成長や向上へと向かいます。
すべての事象が高みへと向かうように導いているのです。
すべての人間の存在理由もそれに等しく、人生には成長や向上といった目的を所有しているのです。
そのため、すべての人間が夢や理想や目標や目的を持つのです。
そして、それは世界に生きる者の責任として存在することになるのです。
あなたは夢や理想や目標や目的を持つ権利を所有しています。
それと同時にその責任も所有しているのです。
あなたは自らの人生を所有しています。
あなたはそれをより良いものにしなければなりません。
自らはより高みを目指し、日々成長し、日々向上しなければなりません。
しかしながら、自らの責任だけに捕らわれてしまい、全体とひとつに協力する中で世界を築いていることを見失ってしまえば、あなたは自らの持つ責任を果たすことは出来ないということを覚えておかなければなりません。
自分本位であり、身勝手な考えでは世界に対する責任を果たすことは出来ないのです。
それは、あなたの中に弱い心が存在しているからです。
人は誰しも弱い心を所有しています。
弱い心は自らに甘く、怠慢です。
熱意に欠けて非協力的でもあるのです。
弱い心が悪いという訳ではありません。
人間にとっては弱い心も必要です。
しかしながら、弱い心に方針を委ねているようでは、夢や理想や目標や目的を実現させることは難しいのです。
弱い心を野放しにしているのであれば、人は目の前の困難に対して挫折してしまいます。
志しを果たし、自らに課せられた責任を果たすためには、どのような困難にも打ち勝つ強い心が必要なのです。
どこへ向かって進んでも、そこには必ず問題が存在しています。
夢や理想や目標や目的を達成するためには、その行く先に立ちはだかる問題を解決しなければならないのです。
問題を解決することや困難を乗り越えることなくして、そこには辿り着くことは出来ないのです。
人の心というものはとても弱く、その意思はとてももろいものです。
誰もが夢を抱き、理想を掲げ、目標を抱き、目的を目指します。
しかしながら、そこに辿り着くことが出来る意思はとても少ないのが現状です。
果たして、今までにあなたが志した夢や理想や目標や目的にどれ程辿り着くことが出来たでしょうか?
あなたの意思はどこまで届いたのでしょう?
夢や理想や目標や目的を所有するのは簡単です。
誰にだって可能です。
しかしながら、志しを所有するだけではあなたは責任を果たすことは出来ません。
責任を果たすことなくして、豊かさを受け取ることは出来ません。
あなたが人生に豊かさを求めているのであれば、志しを果たすという責任を果たさなければならないのです。
本当に難しいのは、志しに辿り着くことです。
目の前に立ちはだかる困難に打ち勝ち、志しを継続し、持続させることです。
人生に豊かさを受け取ることが出来るのは、責任を果たした者だけです。
あなたは、たくさんの存在、命、人たちと協力する世界に人生を築いています。
あなたが志しを果たすことは、自らにとってだけではなく、全体にとっても重要なことなのです。
困難に向き合う時、あなたは自分だけのために闘っている訳ではないことを覚えておかなければなりません。
あなたが志した道なら、簡単に逃げてはなりません。
簡単に投げ出してはなりません。
簡単に諦めてはなりません。
意思を持続させることや、志しに辿り着くことは簡単なことではありませんが、あなたが諦めずにいるのならば、きっと良い方法が見付かります。
その道が今もまだ志しの中に存在しているのであれば、あなたは責任を果たすために歩まなければなりません。
出来ることはたくさんあるはずです。
それが小さなことであっても、一つひとつを怠ってはなりません。
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