全体

すべての人は、人生に目的を以(もっ)て生まれます。 

すべての人は、人生の目的を果たさなければなりません。 

すべての人は、人生の目的を果たすために生まれるのです。

誰一人として、無駄に生まれることは出来ません。 

誰一人として、無駄に生きることは出来ないのです。

あなたは、人生の目的を果たすために生きなければなりません。

それは、人生の目的を果たすことが人生に生まれ、生きる理由だからです。

人生を生きる理由である人生の目的を無視することは、人生に空しさを実現してしまうのです。

人生に豊かさを実現するためには、人生の目的を果たすために生きなければなりません。

人生の目的を無視して、自分勝手に生きてはならないのです。

目の前の快楽や欲望や責任を貪(むさぼ)り、地位や名声や財産を追い求める生き方では、人生の目的を果たすことは出来ません。

人生の目的は、利己的なものではないのです。

人生の目的は、利他的なものであるということを理解しなければなりません。

誰かや何かに対して貢献(こうけん)する生き方を実践しなければ、人生の目的を果たすことは出来ないのです。

自分勝手に生きても空しいだけです。

空しさを実現するために生きても仕方がないのです。

大切なのは、全体を考えることです。

人生の目的を果たすためには、人生を全体的に考えなければならないのです。

目先のことだけでは、人生の目的を理解することは出来ないのです。

残念ながら、多くの人は、目先のことが良ければ良いという考えを生きています。

残念ながら、多くの人は、人生を全体的に見ることが出来ないのです。

多くの人は、自分が幸せであれば良いと考えています。

自分自身や自分の仲間の幸せを幸せだと思い込んでいるのです。

多くの人にとって、他人の幸せや不幸は視野の外に存在しているものなのです。

他人がどうなろうと、自分の幸せには関係ないと信じています。

しかしながら、他人の状態というものは、あなたの状態に関係するのです。

それは、直接的な関係ではありませんが、間接的には関係してくるものなのです。

この世界では、“すべては一つ”に繋がっているのです。

直接的に関係しているものは少なくても、間接的にはすべてが繋がっているのです。

誰かの問題は、あなたにとっての間接的な問題となるのです。

水に毒が混ざれば、いつかあなたはその毒を飲まなければならないのです。

水は循環し、すべてに関係するのです。

自分だけが幸せであれば良いという考えは、自分以外の人を不幸にしてしまいます。

真(まこと)の幸せを得るためには、全体的な幸せを考えなければならないのです。

目先の幸せしか考えないようではならないのです。

全体が良くなければ、個が良くなることはありません。

個は、全体を良くしなければならないのです。

自分だけが幸せな状態を保つことは不可能です。

なぜなら、“すべては一つ”に繋がっているからです。

他人が不幸であるのならば、あなたの幸せは偽りなのです。

他人が不幸であるのに、あなただけが幸せであるはずがないのです。

あなたは、他人の幸せを考えましょう。

それが、全体的な考えです。

自分だけが幸せという“幻想”を抱くことは空しいのです。

偽りの幸せを抱えていても仕方ありません。

あなたは、全体を考えなければなりません。

目先の損得勘定で生きてはなりません。

全体を考えることが出来ない者は、必ず空しさを得るのです。

全体を考えられる者でなければ、豊かさを得ることは出来ないでしょう。

あなたは出来るだけ他人の幸せも考えて生きましょう。

その他人がどのような人物であれ、あなたと会った後には、今までよりも幸せでなければならないのです。