すべての人は、未熟に生まれます。
すべての人は、未熟に生まれなければなりません。
そして、未熟に生きなければならないのです。
この世に完全な人はいません。
どのような人物も未熟なのです。
あなたは、自分が未熟であることを知りましょう。
自分が未熟であることを知らなければ、多くのことを間違えてしまうでしょう。
間違いは、人生に問題を引き起こします。
すべての人が、人生に問題を引き起こすのは、未熟さによって間違えているからです。
残念ながら、問題を引き起こさない人はいません。
どのような人も、問題を引き起こすのです。
それは、未熟だからです。
問題は、誰かや何かによって引き起こされているのではありません。
誰かや何かによって引き起こされているように思える問題も、その原因は自分なのです。
自分自身の未熟さが、人生に問題を引き起こすのです。
それは、この世界には、因果の仕組みが存在するからです。
すべての結果には、それに相応(ふさわ)しい原因が存在するのです。
どのような原因も、それに相応しい結果を実現するのです。
人生における原因とは自分自身です。
どのような結果(状況)も、自分自身を実現したものなのです。
自分自身に関係のないものは存在しません。
人生におけるすべての結果は、あなたに関係のあるものなのです。
あなたに関係ないものなど存在しません。
あなたは、人生を自分自身と結び付けなければならないのです。
人生は、自分自身を現します。
人生とは、自分自身なのです。
人生における問題は、それがどのようなものであれ自分自身のせいです。
あなたの選択が、人生を決めたのです。
人生が、あなたの預かり知らないところで決められている訳ではありません。
人生は、自分自身で決めているのです。
人生には、あなたに相応しい学びが実現します。
何一つとして、無駄なことはありません。
何一つとして、無価値なことも、無意味なこともないのです。
残念ながら、多くの人は、そのことを知りません。
そのため、人生を誰かや何かのせいにして生きるのです。
多くの人は、問題を誰かや何かのせいにしています。
それは、そのように見えるし、思えるからです。
しかしながら、人生におけるすべての結果は、自分自身を現したものです。
何一つとして、あなたに関係のないものは存在しないのです。
人生は、自業自得(じごうじとく)なのです。
残念ながら、誰かや何かのせいにしても、解決する問題など存在しないのです。
なぜなら、問題の原因はそこにはないからです。
問題の原因は、自分自身に存在しているのです。
そのため、誰かや何かのせいにすることには意味がないのです。
愚(おろ)かな者は、自分の愚かさに気が付きません。
自分の愚かさに気が付かないから愚かなのです。
愚かな者は、愚かさ故(ゆえ)に問題を引き起こします。
愚かでなければ、問題を引き起こすことはないのです。
人生に問題を引き起こすのは、自分自身の愚かさです。
人生が苦しいのも、自分自身の愚かさが原因です。
人生に空しさを感じるのも同じなのです。
人生の問題を解決し、苦しみを解消し、空しさを手放すためには、自分自身の愚かさに気が付かなければならないのです。
多くの人は、自分が正しいと思い込んでいます。
そして、誰かや何かが間違っていると思い込んでいるのです。
その逆で、自分が間違っていて、誰かや何かが絶対的に正しいと思い込んでいる人もいるのです。
残念ながら、どちらも愚かな考えなのです。
あなたは正しくもあり、愚かでもあるのです。
誰かや何かは正しくもあり、愚かでもあるのです。
要は、決め付けないことなのです。
人生に対しては、常に柔軟に対応しなければなりません。
愚かな者は、頑(かたく)ななのです。
柔軟に視点を変えることが出来れば、愚行(ぐこう)を繰り返す必要はないのです。
客観的に生きることが出来れば、愚かさに捕らわれずに済むのです。
あなたは、自分自身の愚かさに気が付かなければなりません。
自分自身の愚かさに気付き、問題や苦しみや空しさを解決しましょう。
人生における問題や苦しみや空しさは、自分次第なのです。
いつまでも、誰かや何かのせいにしていてはなりません。
人生を豊かに生きるか、空しく生きるかは自分次第なのです。
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