すべての人は、人生に目的を以(もっ)て生まれます。
すべての人は、人生の目的を果たさなければなりません。
人生の目的を果たすことが、人生に生まれた理由なのです。
あなたは、人生の目的を果たすために生きているのです。
しかしながら、人生の目的を果たすことは、誰にとっても容易(ようい)ではありません。
なぜなら、すべての人が未熟に生まれるからです。
すべての人が未熟なのは、無知であるからです。
無知によって、すべての人が未熟なのです。
残念ながら、あなたは知りません。
あなたは、知らずに生きているのです。
知らないために様々な問題を引き起こすのです。
問題を引き起こすのは、無知であるからです。
本質を知らないからこそ、問題を引き起こすのです。
問題が、誰かや何かによって引き起こされていると考えるのであれば、自らの愚(おろ)かさを恨(うら)まなければなりません。
問題は、自分自身が引き起こすのであって、誰かな何かによって引き起こされるのではありません。
あなたが未熟であり、無知であり、本質を見失っているからこそ、問題を引き起こすのです。
あなたが成熟し、知恵を以て本質を見極めているのであれば、問題など引き起こす必要はないのです。
問題によって苦しむのは自分自身です。
あなたの問題によって苦しむのは、自分だけなのです。
あなたの問題によって苦しむ他者はいません。
あなたは、自分で自分を苦しめているということを理解しなければならないでしょう。
あなたが成熟し、知恵を以て本質を見極めているのであれば、苦しむ必要はないのです。
本質を見失っているからこそ、苦しむということを知らなければなりません。
本質を見失うのは、無知であるからです。
無知であることは、愚かなことなのです。
愚者は本質を見失い、問題を引き起こします。
問題ではないことも、問題にしてしまうのです。
そして、苦しむのです。
あなたが苦しんでいるのであれば、自らの愚かさを理解しなければなりません。
あなたが愚かであるから、苦しんでいるのです。
それ以外の理由は存在しないのです。
しかしながら、それを説明したところで、愚者には受け入れられません。
愚者を説得することは出来ないのです。
それは、本質を見失っているからです。
どれだけ丁寧に説明しても、理解しません。
愚者は、その愚かさから自分が正しいと思い込んでいるのです。
愚者は、自分の間違った主張を貫(つらぬ)くのです。
愚者は、自分が間違っていることを認めません。
愚者は、他者が間違っていると思い込んでいるのです。
苦しんでいるのが自分自身であるにもかかわらずにです。
苦しんでいるのが自分自身であるのならば、間違っているのは自分自身なのです。
そのような簡単なことも分からないのです。
それは、無知だからです。
無知であるが故(ゆえ)に、理解することが出来ないのです。
無知は、想像力を弱めます。
無知では、想像力を働かせることが出来ないのです。
そのため、愚者には、目の前のことしか見えません。
愚者には、その先のことが想像出来ないのです。
そのため、自分の主張を変えることが出来ないのです。
想像力を働かせることが出来れば、自分の主張が間違っていることに気が付くことが出来るのです。
自分の主張が間違っていることに気が付けば、より良い考え方に辿り着くことが出来るのです。
自分の主張に固執(こしゅう)しているのであれば、現状よりも良い状態を得ることは出来ないのです。
苦しんでいる人は、苦しみ続けなければならないのです。
無知が愚者を作ります。
知らないことは苦しみなのです。
あなたが苦しんでいるのは、知らないからです。
あなたが苦しんでいるのは、あなたが愚かだからです。
誰かや何かの責任ではありません。
問題は、自分自身なのです。
あなたは、愚かに生きてはなりません。
詰(つ)まらない考えに執着(しゅうちゃく)してはなりません。
自分が知らないということを覚えておきましょう。
それは、とても簡単なことです。
自分が間違っていることを認めれば良いだけなのです。
愚者は、苦しまなければなりません。
それは、苦しまなければ、持論(じろん)を撤回(てっかい)しないからです。
あなたは、自分が知らないということを理解しましょう。
本質を見極めなければなりません。
自分が無知であるということを受け入れましょう。
先ずはそこから始めましょう。
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