すべての人は、人生に目的を以(もっ)て生まれます。
すべての人は、人生の目的を果たさなければなりません。
すべての人は、人生の目的を果たすために生まれるのです。
あなたには、果たさなければならない目的が存在します。
人生の目的を果たすことが、人生に生まれた理由なのです。
あなたは、人生の目的を果たすために生きなければならないのです。
人生の目的を果たすためには、それに相応(ふさわ)しい自分に成る必要があります。
人生の目的を果たすためには、成長しなければならないのです。
今のままでは、人生の目的を果たすことは出来ません。
人生の目的を果たすことは、容易(ようい)なことではないのです。
成長することは、誰にとっても難しいということを理解しなければなりません。
なぜなら、成長するということは、手放すということだからです。
あなたが成長するためには、執着(しゅうちゃく)を離れなければなりません。
手放していくことが成長というのは、本質に近付く程に成長することになるからです。
残念ながら、多くの人は、本質を見失っています。
それは、本質が中心に存在しているからです。
最も単純なものが本質なのです。
しかしながら、多くの人は、複雑を生きているのです。
多くの人は、多くの荷物を抱えながら生きています。
多くの人は、多くのことに執着しているのです。
その執着が、あなたを複雑にし、本質を見失わせるのです。
あなたが人生の目的を果たすためには、執着を離れなければなりません。
様々なことに対する執着を手放すべきなのです。
執着を手放すことが出来なければ、同じことを繰り返すだけです。
それでは、人生の目的を果たすことは出来ません。
繰り返しをやめるためには、執着を離れなければなりません。
巣立つ鳥が巣に執着するでしょうか?
巣に執着するなら、大空を手に入れることは出来ないのです。
鳥にとっては、産み落とされた巣よりも、大空の方が重要です。
なぜなら、鳥は巣にとどまるために生まれた訳ではないからです。
鳥が自分であるためには、大空が必要なのです。
鳥が、人生の目的を果たすためには、巣立つ必要があるのです。
そのため、すべての鳥が巣に対する執着を手放し、大空へと羽ばたくのです。
あなたが自分であるためには、余計を手放さなければなりません。
本質を覆(おお)い隠す様々な執着は、人生における余計なのです。
執着を抱えて人生の目的を果たすことは出来ません。
腹の中に糞尿(ふんにょう)を抱えたままでは、様々な問題や苦しみが生じるのです。
栄養として役に立った食物や水分も、やがては糞尿となります。
それは、雛鳥(ひなどり)には巣が必要だったように、これまでのあなたには必要だったものです。
しかしながら、いつまでも必要が続く訳ではありません。
鳥が巣を手放すように、あなたは糞尿を手放さなければなりません。
糞尿を惜しむ人はいないでしょう。
すべてを抱えておくことは出来ません。
あなたは、必要に従って受け取り、必要に従って手放さなければならないのです。
手放す時が来れば、手放さなければなりません。
その先には、今までにない大きな喜びがあるのです。
執着がもたらす喜びは減少するものです。
執着がもたらす喜びは長くは続かないのです。
あなたは、執着を手放さなければなりません。
そして、自分と成り、人生の目的を果たさなければならないのです。
どのようなものも、いつかは手放さなければならない時が来るのです。
その時が来れば、執着せずに手放しましょう。
その先がどのようなものであったとしても、そこには大きな喜びが存在するということを覚えておきましょう。
執着を離れましょう。
そして、人生の目的を果たしましょう。
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