過去と未来は、あなたを分岐して繋がっています。
すべての過去(原因)は、あなたを通過して未来(結果)へと向かうのです。
すべての過去がひとつに繋がり、未来を形成します。
無駄なことなどありません。
無意味なことなどありません。
すべてが必要性を帯びて存在しているのです。
人生とは、決して短絡的なものではありません。
人生においては、無関係なものなど存在しないのです。
「すべてはひとつ」に繋がっているのです。
どのような事象も必ず未来へと向かいます。
あなたはすべてが必要性を帯びて繋がっているということを理解しなければならないでしょう。
すべてがひとつに繋がっているということを理解する人物と、それを理解することのできない人物では、その言動と選択に違いが現れます。
すべてがひとつに繋がっているということを理解する人物は、物事を長期的な視点によって眺めることができます。
そのような人物は、人生が場当たりのギャンブルでは成り立たないということを理解しているのです。
一方、すべてのことがひとつに繋がっているということを理解することができない人物は、物事を短絡的にしか捉えることができません。
「今が楽しければ良い」などという短期的、場当たり的、博打的な視点でなければ物事を捉えることができないのです。
ギャンブルで富を成す人はいません。
短絡的な視点や考えでは人生の豊かさは成り立ちはしないのです。
短期的な視点では、物事の表層しか捉えることはできません。
それは、快楽主義を導きます。
自らの中に苦しみを避ける価値観を植え付けるのです。
快楽を求めることが悪い訳ではありません。
むしろ人は、快楽を追わなければ心は満たされません。
しかしながら、苦悩を無視するような快楽主義ではならないのです。
本当の快楽とは、苦しみを原料として生み出されます。
苦しみがなければ本当の快楽は生まれないのです。
苦しみを避け、楽しいこと(責任逃れ)ばかりを求めているのであれば、本当の快楽を理解することなどできないのです。
苦悩し、苦労し、そのような状況の中において生み出される快楽こそが、あなたの心を満たす力を持つのです。
苦しみに耐えて努力できない者、辛抱できない者は幸福を掴むことはできません。
物事を短絡的にしか捉えることができない人物は総じて苦しみから逃げ出します。
場当たり的な価値観によって自らの方向性を決定するのです。
場当たり的な生き方を選ぶ者には蓄えた財産(実力)が無いため、人生に対する可能性が少なく、すぐに行き詰まってしまうのです。
あなたが人生に可能性を求めているのであれば、物事を短絡的な視点によって眺めていてはなりません。
今が良ければ良いとする「超」快楽主義を所有してはなりません。
すべての物事に繋がりを見定め、長期的な視点によって物事を眺め、向き合わなければならないのです。
ギャンブル脳では絶対に勝てません。
物事の本質を見極め、確実に実力を磨きましょう。
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