すべての人は、未熟に生まれます。
すべての人は、知らないのです。
そのため、すべての人は、偏見(へんけん)を生きなければなりません。
偏見は、誤解を生みます。
あなたは、誤解しているのです。
自らの判断が正しいなどと思い込んではなりません。
残念ながら、あなたは自分が何か?ということすら知らないのです。
自分が何か?ということすら知らないのに、どうやって正しいことを知ることが出来るのでしょうか?
あなたには、正しいことを判断することは出来ません。
何が正しいか?あなたには分からないのです。
それは、他の人にも同じことが言えます。
誰もが、正しいことを知らないのです。
誰にも、正しい判断を下すことが出来ません。
人生が思い通りにならないのは、判断が正しいものではなかったからです。
人生を思い通りに生きることの出来る人はいません。
どのような人生も、思い通りにはならないのです。
誰一人として、思い通りの人生を生きることは出来ません。
すべての人が、人生に翻弄(ほんろう)されるのです。
人生は、どのように展開(てんかい)するか分からないものです。
誰にも、先のことは分かりません。
予測は当てになりません。
人生は、あなたの予測を超えた展開を見せるのです。
人生は、どうなるか分かりません。
今が良くても、後が悪いこともあります。
今が悪くても、後が良いこともあるのです。
今が良くて、後が更に良いこともあれば、今が悪くて、後が更に悪いこともあるのです。
あなたには、人生の行き先は分からないのです。
あなたに出来ることは、目の前の現実を変えることではありません。
残念ながら、あなたに目の前の現実を変える力はありません。
どのように否定しても、目の前の現実は変わらないのです。
あなたは、それがどのような現実であったとしても、真摯(しんし)に受け入れなければなりません。
人生には、必要が実現するのです。
それが、どのような現実であったとしても、あなたにとっての必要です。
あなたには、受け入れることが出来ないことであるかも知れませんが、受け入れなければなりません。
それは、あなたには分からない必要だからです。
人生がどう展開するか分からない以上、損得勘定に従(したが)った利己的な選択は無意味です。
多くの人は、得だけを手に入れようと考えています。
多くの人は、得を手に入れることが必要であり、最善だと考えているのです。
しかしながら、得を集めると幸福や豊かさを手に入れられるとは限りません。
大抵の場合、損得勘定に従って得を集めると、大きな損をしてしまいます。
人生には、学ぶべきことがあるのです。
人は、必要を学び、人生の目的を果たすことが求められているのです。
すべての学びは、人生の目的を果たすために必要な過程なのです。
あなたは、自らの都合で学びを選ぶことは出来ません。
必要な学びは、あなたの都合には関係ないのです。
あなたにとっての必要な学びが、あなたの都合に悪いものであれば、人生は迷わずにあなたにとって都合の悪い状況を導きます。
人生は、必要な学びに従って展開しているだけです。
あなたの都合では展開しないのです。
そのため、思い通りに生きようとしても無駄なのです。
必要を無視して、思い通りに生きようとすれば、何かしらの問題が生じてバランスが取られるのです。
あなたは思い通りに生きることが出来ません。
しかしながら、それが最善の生き方なのです。
人生は、必要に従って展開すれば良いのです。
現状がどのようなものであっても、不平不満や苦悩に苛(さいな)まれてはなりません。
先のことは分かりません。
過度な期待や心配によって苦しんではならないのです。
人生は、どうなるか分かりません。
目の前の必要な学びに対して感謝して生きましょう。
都合で考えると、必要な学びを得ることが出来ません。
それでは、都合が悪くなってしまうのです。
都合に関係なく、感謝して生きましょう。
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