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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2021年4月1日木曜日

足と杖

すべての人は、人生に目的を以(もっ)て生まれます。
すべての人は、人生の目的を果たさなければなりません。
誰一人として、無駄に生まれることは出来ません。
どのような人物のどのような人生にも、果たすべき目的が存在するのです。
それは、あなたが果たさなければならない目的です。
他の誰も、あなたの代わりにあなたの目的を果たすことは出来ないのです。
これは、あなたの人生です。
そして、これは、あなたの目的なのです。
あなたは、人生に目的を果たすために生まれたのです。
人生の目的を果たす以外の理由で生まれることはありません。
すべての人に果たすべき目的があります。
あなたは、それを果たさなければなりません。
人生の目的を果たすためには、目的地に辿り着く必要があります。
人生は、目的を果たす旅路のようなものです。
あなたは、目的を果たすために人生を歩んでいるのです。
人生は、自力でしか歩むことは出来ません。
他の誰も、あなたの代わりに歩みを進めることは出来ないのです。
人生は、あなた次第なのです。
あなたは、自力で歩みを進めなければなりません。
人生は、自力の歩みを数えるのです。
しかしながら、他力が悪いということではありません。
他力に意味や価値が無いということではないのです。
この世界には、陰陽の仕組みが存在します。
すべてには、対極の性質が存在するのです。
自力に対しては他力が存在しています。
自力が無ければ他力は無く、他力が無ければ自力はありません。
他力はとても大切な助けです。
それを軽んじてはなりません。
しかしながら、それは、杖(つえ)のような道具に過ぎません。
とても役に立つものですが、杖があなたを歩かせる訳ではないのです。
あなたの足が、あなたを歩かせるのです。
杖は、あなたの歩みを支えるのです。
あなたの足が動かなければ、杖が動くことはありません。
あなたの足が動くからこそ、杖は役に立つのです。
多くの人は、他力を必要以上に求めています。
多くの人は、他力によって救われると思い込んでいるのです。
そのため、他力を頼ります。
しかしながら、他力に頼ったところで救われません。
杖に体重を預けても、一歩も先へは進めないのです。
下手をすれば、杖はその重みに耐え兼ねて折れてしまうかも知れません。
杖はあくまで、足が動くのを助ける道具です。
杖に運んでもらおうとしてはなりません。
他力に依存していると、他者からの協力は得られなくなってしまうのです。
賢明(けんめい)な親が、いつまでも子どもをおぶっているでしょうか?
賢明な親程、出来るだけ早く子どもを手放し、自力で歩けるように助けるのです。
子どもをいつまでもおぶっているのは賢明ではありません。
それでは、子どもはいつまでも自力で歩むことは出来ません。
筋力が弱り、歩み方も分からないのです。
それに、大きく成る子どもを背負い続けることの出来る親はいません。
子どもの成長とは対極に、親は衰(おとろ)えていくからです。
他力は必ず衰えます。
杖もやがては折れてしまいます。
他力にいつまでも頼ることは出来ないのです。
自力でしなければならないことは、出来るだけ自力で行いましょう。
自力でしなければならないことまで、他力に頼んではなりません。
努力を失った者は怠惰(たいだ)を得ます。
怠惰を得る者は苦しみを得ます。
苦しみを得る者は空しさを得るのです。
足の弱い者が自力で歩む努力をしなければ、足は更に弱くなります。
弱った足では進めません。
それは、苦しいことなのです。
苦しんだとしても、弱った足ではどうすることも出来ないのです。
やがて、空しさが襲(おそ)うのです。
あなたは、空しく生きてはなりません。
人生を展開(てんかい)させられるのは自力です。
あなたは自力を信じましょう。
そして、与えられる他力に感謝して進みましょう。
そして、旅の途中で困っている者がいれば助けましょう。
自力で歩み、他者を助けられるのが豊かな人生なのです。

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