すべての人は、人生に目的を以(もっ)て生まれます。
すべての人は、人生の目的を果たさなければなりません。
誰一人として、無駄に生まれることは出来ません。
どのような人物のどのような人生にも、果たすべき目的が存在するのです。
それは、あなたが果たさなければならない目的です。
他の誰も、あなたの代わりにあなたの目的を果たすことは出来ないのです。
これは、あなたの人生です。
そして、これは、あなたの目的なのです。
あなたは、人生に目的を果たすために生まれたのです。
人生の目的を果たす以外の理由で生まれることはありません。
すべての人に果たすべき目的があります。
あなたは、それを果たさなければなりません。
人生の目的を果たすためには、目的地に辿り着く必要があります。
人生は、目的を果たす旅路のようなものです。
あなたは、目的を果たすために人生を歩んでいるのです。
人生は、自力でしか歩むことは出来ません。
他の誰も、あなたの代わりに歩みを進めることは出来ないのです。
人生は、あなた次第なのです。
あなたは、自力で歩みを進めなければなりません。
人生は、自力の歩みを数えるのです。
しかしながら、他力が悪いということではありません。
他力に意味や価値が無いということではないのです。
この世界には、陰陽の仕組みが存在します。
すべてには、対極の性質が存在するのです。
自力に対しては他力が存在しています。
自力が無ければ他力は無く、他力が無ければ自力はありません。
他力はとても大切な助けです。
それを軽んじてはなりません。
しかしながら、それは、杖(つえ)のような道具に過ぎません。
とても役に立つものですが、杖があなたを歩かせる訳ではないのです。
あなたの足が、あなたを歩かせるのです。
杖は、あなたの歩みを支えるのです。
あなたの足が動かなければ、杖が動くことはありません。
あなたの足が動くからこそ、杖は役に立つのです。
多くの人は、他力を必要以上に求めています。
多くの人は、他力によって救われると思い込んでいるのです。
そのため、他力を頼ります。
しかしながら、他力に頼ったところで救われません。
杖に体重を預けても、一歩も先へは進めないのです。
下手をすれば、杖はその重みに耐え兼ねて折れてしまうかも知れません。
杖はあくまで、足が動くのを助ける道具です。
杖に運んでもらおうとしてはなりません。
他力に依存していると、他者からの協力は得られなくなってしまうのです。
賢明(けんめい)な親が、いつまでも子どもをおぶっているでしょうか?
賢明な親程、出来るだけ早く子どもを手放し、自力で歩けるように助けるのです。
子どもをいつまでもおぶっているのは賢明ではありません。
それでは、子どもはいつまでも自力で歩むことは出来ません。
筋力が弱り、歩み方も分からないのです。
それに、大きく成る子どもを背負い続けることの出来る親はいません。
子どもの成長とは対極に、親は衰(おとろ)えていくからです。
他力は必ず衰えます。
杖もやがては折れてしまいます。
他力にいつまでも頼ることは出来ないのです。
自力でしなければならないことは、出来るだけ自力で行いましょう。
自力でしなければならないことまで、他力に頼んではなりません。
努力を失った者は怠惰(たいだ)を得ます。
怠惰を得る者は苦しみを得ます。
苦しみを得る者は空しさを得るのです。
足の弱い者が自力で歩む努力をしなければ、足は更に弱くなります。
弱った足では進めません。
それは、苦しいことなのです。
苦しんだとしても、弱った足ではどうすることも出来ないのです。
やがて、空しさが襲(おそ)うのです。
あなたは、空しく生きてはなりません。
人生を展開(てんかい)させられるのは自力です。
あなたは自力を信じましょう。
そして、与えられる他力に感謝して進みましょう。
そして、旅の途中で困っている者がいれば助けましょう。
自力で歩み、他者を助けられるのが豊かな人生なのです。
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