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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2019年9月10日火曜日

純真な目的

すべての人は、目的を以(もっ)て生まれました。
人生において、無駄に生きている人はいません。
どのような人物にも、果たさなければならない目的が存在するのです。
あなたには、あなただけの目的が存在します。
あなたは、それを果たさなければなりません。
目的を無視して生きることは出来ません。
目的を否定して生きることも出来ません。
すべての人は、人生の目的と向き合わなければ生きることが出来ないのです。
人生に幸福を実現し、豊かさを導くためには、目的を果たさなければならないのです。
それは、あなたが生まれた理由だからです。
あなたは、目的を果たすために生まれたのです。
目的を果たす目的で生まれたのだから、目的を果たすこと以外では幸福も豊かさも実現することは出来ないのです。
しかしながら、多くの人は、人生の目的を無視しても、人生に幸福や豊かさを実現することが出来ると考えています。
多くの人は、地位や名誉、財産や人間関係によって、人生に幸福や豊かさを実現しようと考えるのです。
そして、それ等、この世の富によって、人生に幸福や豊かさが実現すると信じているのです。
この世の富を手に入れることが出来れば、人生が完成すると思い込んではなりません。
残念ながら、この世の富を集めることが人生の目的ではないのです。
人生の目的は、人生を始める前に定めたものです。
この世の富は、人生を始めた後に見付けたものなのです。
幼子(おさなご)が、この世の富に興味を示すでしょうか?
歳を重ね、この世を経験するに連れて、人はこの世の富に興味を示すようになったのです。
純真(じゅんしん)な幼子は、この世の富に価値を見出しはしないのです。
純真な人は、この世の富よりも、価値のあるものに価値を見出します。
それは、偽りの自分を演じることが苦しいことを知っているからです。
残念ながら、この世の富を求める多くの人は、偽りの自分を生きています。
人が、真(まこと)の自分を生きているのであれば、この世の富に価値を見出すようなことにはならないのです。
地位や名誉、財産や人間関係などに価値を見出すことがなくなれば、あなたは人生の目的を見出し、それを果たすことが出来るでしょう。
あなたは、人生の目的を果たすために生まれたのです。
人生の目的は、この世の富を集めることではありません。
人生の目的は、この世の富とは関係の無いものなのです。
この世の富を求める人は、万能を求めます。
多くのものを手に入れようとする余り、万能を目指すのです。
残念ながら、人は万能にはなれません。
人は、必ず偏(かたよ)るのです。
それは、人生に目的を以て生まれたからです。
人生の目的を果たすためには、あなたは偏らなければなりません。
偏ることがなければ、あなたは人生の目的を果たすことが出来ないのです。
偏りは、個性です。
あなたは、偏ることによって、人とは異なる自分を得られるのです。
偏りは、才能です。
あなたは、偏ることによって、人とは異なる能力を得られるのです。
偏りは、役割です。
あなたは、偏ることによって、人とは異なる役割を担うことが出来るのです。
人と違わなければ、異なる役割を担うことは出来ないのです。
多くの人は、他者と同じことを求めています。
世間体とは、万能であることです。
人は、万能になることによって、他者との結び付きを強めようとしているのです。
他者との結び付きが強まることによって、あなたは、”普通”でいることが出来ます。
”普通”とは、偽りの自分のことなのです。
あなたは、”特別”に生まれたのです。
あなたは、この世界において唯一(ゆいいつ)の存在です。
あなたの他に、あなたは存在しません。
それは、あなたの他に、あなたの才能や役割を担(にな)う人が存在しないということなのです。
”普通”であることは苦しいということを理解しなければなりません。
人生の目的を見失い、偽りの自分を演じることは、誰にとっても苦しいことなのです。
人生の目的は、この世の富とは関係ありません。
この世の富は、人生の目的を果たすための材料に過ぎません。
あなたは、材料を集めるために生きているのではないのです。
材料を使って、必要なものを築かなければならないのです。
材料が目的であるはずがありません。
あなたは、そのことを理解しなければならないのです。
人生の目的は、この世の富とは別のところに存在しています。
この世の富の先に存在するものを見極めなければならないのです。
あなたは、多くの人と同じである必要はありません。
あなたは、万能でなくても良いのです。
あなたの個性、才能、役割は、偏りによって実現します。
偏りは、悪いことではありません。
自分勝手に生きろというのではありません。
人と違っていても良いと言っているのです。
人生に正解が存在するとすれば、それは、自分を生きることです。
それ以外の正解は存在しないでしょう。

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