すべての人は、目的を以(もっ)て生まれます。
すべての人は、目的を果たさなければなりません。
人生には、果たさなければならない目的が存在するのです。
どのような人物の、どのような人生にも、果たさなければならない目的が存在するのです。
あなたには、あなたが果たさなければならない目的が存在します。
そのことを理解しなければなりません。
あなたは、目的を果たすために生まれたのです。
それを果たしましょう。
人は、それぞれに異なる目的のために生まれました。
人は、それぞれの目的を果たさなければなりません。
同じ目的を以て生まれた人はいません。
人は、それぞれに異なる目的を与えられたのです。
あなたは、自分の目的と他者の目的が異なっているということを理解しなければなりません。
この違いを理解し、受け入れることが出来なければ、互いに争うことになってしまうのです。
大切なのは、互いに尊重(そんちょう)することです。
お互いが、お互いの目的を認めなければならないのです。
人は、独自の目的を以て生まれるために、他の目的を理解し、受け入れることが出来ません。
人は、互いを理解することが出来ずに争うのです。
大切なのは、目的は人それぞれに異なっているということです。
人は、それぞれの目的を果たすための役割を与えられます。
そして、それぞれの目的を果たすための価値観や考え方、生き方を必要とするのです。
すべての人は、それぞれの目的を果たすための最善を尽くすのです。
最善は、人それぞれに異なっているのが自然です。
あなたにとっての最善と、他者にとっての最善が異なることを理解しましょう。
そうしなければ、互いを尊重することが出来ないのです。
あなたは、自分の人生の在り方を許(ゆる)しましょう。
そして、他者の人生の在り方を許すのです。
互いを尊重しなければ、世界は成り立ちません。
互いを認めることが出来ずに争っているのであれば、世界は崩壊してしまうのです。
人は、争いによって大切なものを失います。
人は、争いによって大切なものを壊してしまうのです。
残念ながら、失ったものを取り戻すことは出来ません。
壊れたものを元通りにすることは出来ないのです。
失ったものは返りません。
壊れたものは形を変えるのです。
多くの人は、失ったものを取り戻そうとします。
壊してしまったものを復元(ふくげん)しようとするのです。
しかしながら、それは叶いません。
あなたには、変化を取り消すことは出来ません。
一度変化してしまえば、そのままなのです。
あなたは変化が導かれることを諦(あきら)めなければなりません。
あなたが大切なものを失ったり、大切なものを壊すのは、争いを手放すためです。
争わないために大切なものを失い、大切なものを壊すのです。
あなたが、大切なものを失ったり、大切なものを壊してしまったら、争いをやめなければなりません。
争いを手放すことだけが、大切なものを守る唯一(ゆいいつ)の方法なのです。
しかしながら、争いを手放したからといって、変化を食い止められる訳ではありません。
変化は確実に訪(おとず)れます。
あなたに許されているのは、変化の訪れ方を変えることなのです。
争いは、変化に傷を負わせます。
それは、力任せに解体した家のようなものなのです。
あなたが再び家を建てなければならない時には、その材料を再利用しなければなりません。
再利用することが出来ない材料は廃棄(はいき)して、新たに調達しなければならないのです。
材料を新たに調達するためには、多くの労力と時間が必要なのです。
考えられて解体された家の材料は、建て替える時に重宝(ちょうほう)するのです。
あなたは、より良い変化を招きましょう。
使い物にならない材料は手放しましょう。
感謝の気持ちを以て、解体する家を丁寧に扱うのです。
そうすれば、良質の材料を手に入れることが出来ます。
人生において失ったものや、壊してしまったことに対しては、感謝の気持ちを以て手放しましょう。
そうすれば、後により良いものを得ることが出来るのです。
執着(しゅうちゃく)は、あなたの歩みを阻(はば)みます。
あなたが目的を果たすためには、歩みを進め、目的地へと辿り着かなければならないのです。
あなたは他者の目的を尊重し、争わずに歩みましょう。
それぞれが目的地へと辿り着くことが重要なのです。
争いによって、互いの歩みを妨げてはなりません。
手を取り合って、それぞれの道を歩みましょう。
争いによって互いの足を引っ張ってはなりません。
失ったものや壊してしまったものは潔(いさぎよ)く諦めましょう。
あなたは他者と仲良くしなければなりません。
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