すべての人は、人生に目的を以(もっ)て生まれます。
すべての人は、人生の目的を果たさなければならないのです。
人生の目的を果たすことは、何よりも大切なことです。
あなたは、この人生において、目的を果たさなければならないということを覚えておきましょう。
人には、それぞれの目的が与えられています。
誰一人として、同じ目的のために生まれることはありません。
人は、他者とは異なる目的を果たさなければならないのです。
人は、それぞれの道を進まなければなりません。
目的地が異なるのだから、進む道が異なるのは当然のことなのです。
残念ながら、人生とは、孤独な道なのです。
誰かと共に歩むことは出来ません。
どのように親しい相手とも、目指す目的地は異なっているのです。
あなたには、果たさなければならない目的があるのです。
それは、他者も同じなのです。
あなたは、人がそれぞれの目的を果たすために生まれ、それぞれの道を進む必要があるということを覚えておきましょう。
あなたは、孤独に歩まなければなりません。
ここでいう孤独とは、孤立ということではありません。
孤独とは、性質ということなのです。
人は、それぞれに異なる性質を以て生まれます。
性質に従えば、孤独という特別な状態を得るのです。
人それぞれに異なる性質は、先天的なものです。
性質は、個性とは異なります。
個性というものは、後天的なものも含(ふく)めたものです。
個性は、教育や経験や学習によって、性質に様々なものを追加したものです。
個性を生きることは、人生の目的ではありません。
性質を生きることが、人生の目的であるのです。
あなたは、先天的な性質に従(したが)って生きなければなりません。
性質とは、変わらないものです。
それは、あなたの本質なのです。
あなたは、持って生まれた変わらない本質のままに生きるしかありません。
後天的な教育や経験や学習によって性質に逆らうことは、人生の目的を果たす生き方ではないのです。
自らの性質に逆らうことは、人生に矛盾(むじゅん)を生じさせます。
人生の矛盾は、心の葛藤(かっとう)として現れるのです。
多くの人は、心の中で葛藤をしています。
それは、自らの性質に逆らい、個性に従っているからです。
個性とは、不自然なものです。
多くの人は、不自然を生きているのです。
無個性も個性です。
持論が無く、誰かに迎合(げいごう)するような生き方をしている人も、性質を無視しているために個性的なのです。
性質は、目的を以て生まれます。
目的には、役割が付属するのです。
無個性の状態は、自らの役割を放棄(ほうき)している状態なのです。
性質に従うということは、自らの役割に従うということでもあるのです。
それは、孤独であり、特別な道なのです。
あなたが人生の目的を果たし、人生を完成させるためには、性質の持つ役割を果たす必要があります。
あなたは、性質に従って生きなければならないのです。
それは、容易(たやす)いことではありません。
なぜなら、多くの人は、個性に従うことが最善だと考えているからです。
多くの人は、不自然に生きています。
多くの人は、人生の目的を追求する生き方をしません。
多くの人は、目の前の欲望や快楽や苦悩に夢中なのです。
そのため、葛藤は避けられないのです。
すべての人は、目の前の欲望や快楽や苦悩を貪(むさぼ)るために生まれたのではありません。
そのような寂(さび)しいことのために生まれたのではないのです。
人生の目的は、すべての人に隠されています。
それは、すべての人が”瞼(まぶた)”を閉ざしているからです。
見えないからといって、放棄して良いというものではありません。
人生の目的を追い求めなければ、あなたが納得することは出来ないのです。
納得することが出来なければ、満足することも出来ません。
満足することが出来なければ、人生に豊かさを実現することは出来ないのです。
あなたは、人生を空しく生きてはなりません。
人生を終える時に、後悔してはならないのです。
今の後悔であれば、改めることが出来ます。
しかし、人生を終える時には改める時間も力も無いのです。
あなたは、”このままで良いのか?”と考えなければなりません。
このままで良い訳がないのです。
あなたは、自分が何であり、人生が何であるか?知らないのです。
個性に従って生きても、人生の目的を果たすことは出来ません。
あなたは、生まれ持った性質に従って生きるように努めましょう。
本質を大切にしなければなりません。
性質のままに生きるのです。
性質に従い、特別であり、孤独な道を歩みましょう。
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