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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2020年8月12日水曜日

濁水

 すべての人は、人生に目的を以(もっ)て生まれます。

すべての人生には、果たすべき目的があるのです。
あなたは、それを果たさなければなりません。
人生の目的を果たすことがなければ、人生の意味を果たすことは出来ないのです。
あなたが人生に生まれた意味は、人生の目的を果たすためです。
人生の目的を果たすことが、あなたが人生に生まれた理由なのです。
誰一人として、無意味に生まれることはありません。
どのような人物の人生にも、果たすべき目的が存在するのです。
あなたは、人生の目的を果たすために努めなければなりません。
残念ながら、努力しなければ、人生の目的を果たすことは出来ないのです。
怠惰(たいだ)に生きている者には、人生の目的を果たすことは出来ません。
怠慢(たいまん)な者には、人生の目的すら見出すことが出来ないのです。
あなたが人生の目的を果たすためには、人生の目的を見出す必要があります。
人生の目的を見出すためには、自分を知る必要があるのです。
なぜなら、すべての人が人生の目的を果たすために必要な役割を与えられているからです。
人生の目的は、それに相応しい役割を果たすことによって果たすことが出来るのです。
役割を果たすことをしなければ、人生の目的を果たすことは出来ないのです。
大切なのは、自分の役割を見出すことです。
自分の役割を見出すためには、自分を知らなければなりません。
自分を知らなければ、その役割を見出すことは出来ないのです。
自分を知るためには、自分を見詰(みつ)める必要があります。
自分とは、あなたの内の奥深くに潜在しているものです。
それは、濁(にご)った水の底に沈んでいる石の形を見極めるようなことなのです。
水が濁ったままでは、底の石を見ることは出来ません。
あなたは、水の濁りを取り除く努力をする必要があるのです。
何もせずに待っていれば水は澄(す)みます。
しかしながら、それでは、濁りは沈殿(ちんでん)してしまい、底の石を覆(おお)ってしまうのです。
それでは、いくら水が澄んだとしても、石の形を見極めることは出来ないのです。
澄んだ水にするためには、濁りを取り除かなければなりません。
それは、難儀(なんぎ)な仕事です。
濁りを取り除くためには、辛抱(しんぼう)強く濁りと向き合い続けなければなりません。
濁りとは、自分自身の汚れのことです。
それは、歪(ゆが)みであり、弱さなのです。
すべての人は、汚れを抱えています。
人生は、その汚れを取り除く時間なのです。
汚れは、すべての状況に現れます。
それは、あなたの心を通じて現れるのです。
心は、態度として現れます。
目の前の状況に対するあなたの態度は、あなたの心の状態を現しているということなのです。
多くの人は、目の前の状況に対して、不満や不安を現します。
多くの人は、目の前の状況を納得して受け入れることが出来ないのです。
残念ながら、目の前に導かれる状況は、自分にとって都合の悪いものばかりです。
あなたにとって都合の良いこともあるかも知れませんが、それはとても稀(まれ)なのです。
人生は、あなたの不満や不安を煽(あお)ります。
目の前に導かれる状況は、あなたに不満を覚えさせ、不安にさせるのです。
それは、目の前に導かれる状況が、あなたの汚れだからです。
これは、あなたの人生です。
そして、この世界には、因果の仕組みが存在しています。
人生の原因は自分です。
目の前に導かれる状況の原因はあなたなのです。
あなたが汚れているから、不満や不安を煽る状況が導かれるのです。
あなたは目の前の状況を通じて、自らの抱える汚れを知るのです。
それは、不満や不安によって知らせるのです。
あなたは、自分と向き合わなければなりません。
それは、自分を改善するためなのです。
あなたは、自分を改善しなければなりません。
人生の原因は自分です。
あなたの反応が、人生を変えるのです。
不満や不安を訴(うった)える者は、それに相応しい問題が導かれます。
それは、目の前の状況の本質を見極める努力を怠(おこた)ったからです。
すべての状況は、あなたに自分を教えています。
すべての状況が、あなたに役割を教えています。
すべての状況が、あなたに目的を教えているのです。
すべての状況には意味があり、価値があるということを理解しましょう。
あなたは、自分の反応を俯瞰(ふかん)しましょう。
そして、自分の現状を知るのです。
それが努力なのです。
残念ながら、多くの人には、それが出来ません。
多くの人は、目の前の状況を誰かや何かの責任と思い、不満や不安に訴えるのです。
不満や不安に訴える時には、自分と向き合う努力が出来ていないということを覚えておきましょう。
濁った水を澄ませましょう。

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