自分を生きる

すべての人は、人生に目的を以（もっ）て生まれます。

すべての人は、人生の目的を果たさなければなりません。

すべての人は、人生の目的を果たすために生まれたのです。

すべての人が人生に生まれたのは、目的を果たすという理由があるからなのです。

人生に目的を持たずに生まれることの出来る人はいません。

どのような人物にも、相応（そうおう）の目的が与えられているのです。

無意味に生まれることの出来る人はいません。

無価値に生きられる人はいないのです。

すべての人に意味があり、価値があるのです。

あなたは、そのことを覚えておかなければなりません。

人生の目的は、人それぞれに異なります。

それは、一人一人異なるものなのです。

誰一人として、同じ目的のために生まれることは出来ないのです。

なぜなら、同じ目的を奪い合うことは無意味だからです。

あなたには、あなただけの目的が与えられているのです。

あなたが果たさなければならないのは、自分の目的です。

それは、他の誰とも同じものではないのです。

自分の人生の目的を果たすためには、自分を知らなければなりません。

自分を知らなければ、自分の人生の目的も分からないのです。

残念ながら、多くの人は、自分を知りません。

多くの人が自分を知らずに生きているのです。

自分を知らなければ、人生の目的を知ることが出来ません。

人生の目的を知るためには、自分を知る必要があるのです。

鳥は空を行くものです。

鳥にとっては、それが相応しいのです。

鳥が地や水を行けば、目的を果たすことが出来ません。

鳥は空を行くべきなのです。

魚が空や地を行こうとしても、目的地へは辿り着くことが出来ないのです。

あなたには、辿り着くべき目的地があります。

あなたは、あなたとして生まれたのです。

あなたには、あなたの道が存在します。

あなたは、自分の道を行かなければなりません。

自分の道を行くことがなければ、人生の目的を果たすことは出来ないのです。

人生の目的を果たすためには、自分の方法で、自分のペースで、自分の信じる方向に向かって進むしかありません。

自分というものが、人生においては重要なのです。

ただし、この自分というものは、自我意識のことではありません。

ここでいう自分というものは、純粋な自分のことです。

それは、未熟や無知や誤解や偏見（へんけん）などの”余計”を取り除いた状態の自分のことなのです。

残念ながら、多くの人は自分を知りません。

未熟や無知や誤解や偏見などの余計を抱えた状態の自己を自分だと思い込んでいるのです。

残念ながら、多くの人の考える自分は、決して自分などではありません。

自分とは、より純粋で、洗練された単純な存在なのです。

様々なことで思い悩み、道に迷っているのは自分ではないのです。

自分は思い悩むことも、道に迷うこともありません。

自分は人生の目的を知っています。

自分は、辿り着くべき人生の目的地を知っているのです。

目的や目的地を知っているのであれば、思い悩むことも迷うこともないのです。

あなたは、自分を知りましょう。

自分を知るためには、自分と向き合わなければなりません。

自分と向き合うということは、悩みや迷いと向き合うということです。

あなたは、目の前の悩みや迷いと向き合わなければなりません。

それを無視したり、遠ざけてはならないのです。

いずれは向き合わなければならないことです。

あなたは、自分を無視して生きることは出来ないのです。

これは、あなたの人生です。

人生は、自分を取り戻すための時間なのです。

あなたは、自分の方法で、自分のペースで、自分の信じる方向に向かって進むしかありません。

他者との比較は、自分の方法、ペース、方向を乱すのです。

自分の人生を生きようとした結果、人生が思い通りにならないことを思い悩んだり、迷ってはなりません。

自分の人生を生きようとすれば、余計なものが邪魔をするのです。

人生が思い通りにならないことは自然です。

自然に対して思い悩んだり、迷う必要はないのです。

あなたは、思い通りにならない人生を楽しみましょう。

どのような時にも、自分の方法で、自分のペースで、自分の信じる方向へと歩みを進めましょう。

これは、あなたの人生なのです。

あなたは、自分を生きるしかないのです。

あなたは、自分と向き合いましょう。