すべての人は、未熟に生まれます。
すべての人は、未熟に生まれなければならないのです。
誰一人として、完全に生まれる人はいません。
どのような人物であれ、未熟に生まれるのです。
すべての人は、未熟であるが故(ゆえ)に、その認識を歪めます。
すべての人の認識は歪んでいるのです。
認識の歪みは、誤解を生じさせます。
すべての人は、誤解を生きているということを理解しましょう。
すべての人は、誤解を抱えています。
すべての人は、誤解によって、本質を見極めることが出来ないのです。
あなたは、自分の認識が歪んでいることを知りましょう。
残念ながら、あなたは何も知りません。
あなたには、何も分からないのです。
何かを知った気になってはなりません。
あなたは、自分が何であるのか?ということすら知らないのです。
あなたは、自分を疑いましょう。
あなたは、自分の認識を疑わなければならないのです。
自分を信じてはなりません。
自分は未熟なのです。
多くの人は、認識を目に頼ります。
多くの人は、目によって受け取る情報によって物事を判断するのです。
しかしながら、目は何の役にも立ちません。
あなたは、見ているものを信じてはなりません。
例えば、その食物が腐っているかどうかを目では見分けられないのです。
目で見ても、その食物が腐っているかどうか?を見極めることが出来ません。
残念ながら、目は役に立たないのです。
あなたは、目に頼ってはなりません。
目よりは、鼻の方がましです。
見るよりも、匂(にお)う方がましなのです。
見るよりも匂う方が、正確な判断を下すことが出来るのです。
しかしながら、鼻よりも舌の方がましです。
匂うよりも、味わう方が正確な判断を下すことが出来るのです。
しかしながら、舌よりも腹の方がましなのです。
味わうよりも、腹の状態の方が正確な判断を下すことが出来るのです。
腹が苦(にが)ければ、その食物が痛んでいたことは明白です。
あなたは、腹によって、その食物の本質を見極めることが出来るのです。
本質とは、そのものの中心に存在する真(まこと)なのです。
あなたは、真を見極めなければなりません。
真を見極めるためには、より深いところにあるものによって見極めなければならないのです。
目に頼ってはなりません。
鼻に頼ってはなりません。
舌に頼ってはなりません。
腹に頼らなければならないのです。
深くなる程に、本質を見極める能力が増すのです。
あなたは、より深い部分の感覚を大切にしましょう。
自分の思考を安易(あんい)に頼ってはならないのです。
人生をより深く観察しましょう。
そして、より深く考慮(こうりょ)するのです。
頭ではなく、腹で考えましょう。
感情に流されてはなりません。
深く考察(こうさつ)することによって、真を見極めるのです。
見た目に騙(だま)されてはなりません。
あなたが考えている程、目は役に立たないのです。
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