この世界には、因果の仕組みが存在しています。
すべてに、因果の仕組みが反映されるのです。
因果の仕組みとは、原因は、それに相応しい結果を実現するというものです。
どのような結果にも、それに相応しい原因が存在するということなのです。
この世界に存在する一切は、因果の仕組みを離れることが出来ません。
どのようなことにも、因果の仕組みが働いているのです。
大切なのは、因果の仕組みを理解することです。
どのような人物も、因果の仕組みを無視することは出来ません。
因果は、必ず実現するのです。
あなたの受け取る状況は、あなた自身が原因となり導かれる結果です。
どのような状況が導かれようとも、それは、あなた自身の結果なのです。
人は、自分自身を体験するのです。
しかしながら、多くの人は、因果の仕組みを理解しません。
導かれる状況と自分自身が結び付かないのです。
多くの人は、自分自身を理解しません。
多くの人は、自分自身の行いを知らないのです。
多くの人は、自分自身を正当化します。
多くの人にとって自分は正しいのです。
そして、自分自身を否定する人も多くいます。
多くの人は、自分自身を卑下(ひげ)するのです。
それも、やはり破滅的な方向に自分が正しいとしているのです。
残念ながら、自分が正しいということはありません。
どのような人も、未熟に生まれるのです。
誰一人として、正しく生まれる人はいないのです。
誰もが間違っています。
あなたは、そのことを理解しなければならないのです。
すべての人が過(あやま)ちを犯します。
それは、歪んだ原因として、歪んだ結果を導くのです。
すべての原因は歪んでいます。
人は、正しく行うことが出来ないのです。
どのように吟味(ぎんみ)して行っても、それは歪んでいるのです。
この世界には、正しく行うことの出来る人はいないのです。
あなたの行為は、すべてが歪んでいます。
何一つとして、正しいことはないのです。
そのことを理解しましょう。
あなたは、歪んだ原因によって、歪んだ結果を実現します。
歪んだ結果は、問題として現れるのです。
問題は、あなたを翻弄(ほんろう)し、苦しめます。
あなたは、人生において、苦しまなければならないのです。
それは、仕方のないことです。
すべての人が未熟に生まれるということは、すべての人が苦しむのです。
人生に苦しみは避けられません。
あなたが未熟であることは、苦しむということなのです。
しかしながら、苦しみは無駄にはなりません。
人生における苦しみは、問題提起(もんだいていき)と考えましょう。
それは、あなたを成長させるための学びなのです。
あなたを成長させるという目的がなければ、あなたが苦しむことはないのです。
誰も、無駄に苦しむことはないのです。
すべてには意味があり、すべてには価値があるということを理解しましょう。
あなたは、自らの未熟さの後始末(あとしまつ)をしなければなりません。
目の前の苦しみは、因果の後始末なのです。
あなたが未熟であり、間違っているから苦しむのです。
あなたは、自分が不始末を起こしていることを理解しなければならないのです。
あなたには、身に覚えがないかも知れません。
なぜなら、あなたにはそれを理解することが出来ないからです。
人生に意味のないことはありません。
人生には、あなたに無関係のものは存在しないのです。
それが、どのような問題であり、どのような苦しみであれ、自分自身に相応しいと理解しなければなりません。
無駄なもの、無意味なものは存在することが出来ません。
原因が存在しなければ、結果は存在しないのです。
あなたは、そのことを覚えておきましょう。
あなたの目の前に導かれる状況は、あなたにとっての必要です。
あなたは、そこから学びましょう。
そして、自らの歪みを取り除きましょう。
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