すべての人は、人生に目的を以(もっ)て生まれます。
すべての人は、人生の目的を果たさなければなりません。
すべての人は、人生の目的を果たすために生まれます。
すべての人生は、目的のために存在するのです。
人は、それぞれに異なる目的を与えられています。
あなたには、あなただけの目的が存在するのです。
あなたは、それを果たさなければなりません。
人生の目的を無視して生きることは賢明(けんめい)ではありません。
なぜなら、あなたは人生の目的のために生まれたからです。
生まれた理由を放棄(ほうき)してはならないのです。
あなたが生きる理由は、人生の目的です。
それは、人生を始める前に決められていることです。
生きるか死ぬかの権限は、誰にも与えられていないのです。
生きることを望んでも死を得る人がいます。
死ぬことを望んでも生を得る人がいるのです。
人生は、思い通りにはならないものです。
誰の人生も、決して理想を実現しないのです。
すべての人生は、予想に反します。
あなたの考えているようなものにはならないのです。
多くの人は、物事を決め付けます。
多くの人は、物事を善悪に分け隔(へだ)てるのです。
大抵の場合、それは、自分の都合に従って判断されます。
多くの人にとっては、自分に都合の良いものは善であり、自分に都合の悪いものは悪なのです。
しかしながら、この世界は、あなたの都合で決められるようなものではありません。
あなたの都合に関係なく、世界は存在するのです。
世界は、あなたの都合を考慮(こうりょ)しません。
なぜなら、あなたの判断など、何の役にも立たないからです。
例えば、多くの人は、完全な悪が存在すると思い込んでいます。
例えば、多くの人にとって、自分を苦しめるものは悪です。
そこには悪いことしかなく、良いことは存在しません。
多くの人は、自分にとって都合の悪いことを、悪いことだと思い込んでいるのです。
残念ながら、この世界には、完全な悪などというものは存在しません。
良いことと悪いことは、依存し合っているのです。
悪いことだけで存在することは出来ません。
それが、どのように悪く思えることであったとしても、良いことが含(ふく)まれなければ、存在することは出来ないのです。
もちろん、完全な善などというものも存在することは出来ません。
良いことの中には、必ず悪いことが含まれるのです。
この世界では、光と闇が共存する所に輪郭(りんかく)が生じるのです。
この世界に存在するためには、輪郭が必要です。
輪郭が存在しなければ、この世界に存在することは出来ないのです。
この世界に善が存在するためには、悪による輪郭が必要です。
この世界に悪が存在するためには、善による輪郭が必要なのです。
あなたは、絶望する必要はありません。
それが、どのように悪い状況であったとしても、そこには良いことが含まれているのです。
ただ悪いということはありません。
何事においても、救いは存在するものなのです。
良いことの中の悪いことも救いなのです。
良いことばかりでは自惚(うぬぼ)れてしまうのです。
それは、悪いことなのです。
この世界では、善悪のバランスが保たれます。
そのため、悪いことがあっても心配する必要はありません。
そこには、良いことも存在するのです。
良いことがあっても、自惚れる心配はありません。
そこには、悪いことも存在し、あなたに謙虚(けんきょ)さを思い出させてくれるからです。
すべての人が、道を見失います。
しかしながら、道を思い出すことが出来るようになっているのです。
すべては、人生の目的を果たすための”演出”です。
すべては、あなたが人生の目的を果たすための道標(どうひょう)であるということを理解しましょう。
無意味なことや、無駄なことは存在しないのです。
完全な悪などという無意味や無駄は存在しません。
無意味や無駄に苦しむことなどありはしないのです。
あなたは、安心して学びましょう。
あなたは、安心して苦しむのです。
それは、ただ悪いことではないのですから。
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