安定とは、弱者の掲げる幻想に過ぎません。
この世界に安定などというものは存在しません。
世界は常に変化に晒(さら)され、それを受け入れます。
世界は安定など求めてはいません。
それは、安定という状態が停滞であり、やがて破滅を導くものであるといことを知っているからです。
世界は不安定な場所なのです。
不安定な場所だからこそ、向上することができるのです。
安定の中にとどまるのならば、向上することはできません。
安定という安心感の中にいれば、向上意欲は失われます。
それに、幻想にしがみ付いたところでどうしようもないのです。
幻想があなたを助けてくれるでしょうか?
残念なが、幻想にはあなたを救う力はありません。
多くの人は安定を求めています。
恐怖に怯える破滅的な思考持ち主は、安定の中にいることが安心なのです。
しかしながら、この世界には元々安定という状態は存在しません。
存在しないものにすがっても倒れるだけなのです。
よって、安定を求める者は本当に大切なことが見えてはいないのです。
あなたは人生というものを幾つもの柱によって支えています。
その柱とは、あなたの持てる様々な力です。
思考、感情、意志、価値観、技術、知性、感性、アイデア、体力、財力、仕事…
あなたの持てる力は柱となりあなたの人生を支えています。
あなたの持てる力によって支えられているのが人生なのです。
残念ながら、あなたの力は安定的ではありません。
支えるものの変化に対して、形と太さを変える必要があるのです。
人生(状況)というものが常に変化をしているため、同じ形と太さの柱を維持したところで、人生を支えることなどできないのです。
状況は常に変化していきます。
あなたも常に変化しています。
安定などという幻想にしがみ付き、現実の変化に対して目を背けているようであるなら、あなたはいつかそれを支えることができなくなってしまうでしょう。
あなたが安定だと思い込み、安心感を抱いていたものも、いつかはやがて朽ち果てます。
安定にしがみ付き、新たな可能性を模索することを怠っていた者が掴むことのできる可能性など存在しないのです。
人生というものはいつの時も不安定なものです。
不安定こそが自然です。
あなたは安定などという幻想にしがみ付いてはなりません。
安定などというものは存在しません。
常に新たな可能性を求めて手を伸ばしましょう。
幻想に酔い痴れて、現実の問題から逃げてはなりません。
安定よりも、「大きなもの」を求めましょう。
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