信じる世界

あなたが自らの人生を豊かなものにしたいと思うのであれば、自らの人生が豊かなものであるということを信じていなければなりません。
自らの人生が豊かなものであるということを信じていないのに、それが豊かなものになるということはあり得ないことなのです。
あなたの人生は、あなたが信じる世界になります。
良くも悪くも、人生はあなたが信じる形にしかならない(なれない)のです。
人生はあなたの想念が作ります。
あなたの内側に存在している意識が実現化されるのが人生という場所なのです。
あなたがそれを「白色」だと信じるのならば、それは「白色」以外の何色でもありません。
あなたが相手を悪人だと信じるのであれば、あなたにとってその相手は悪人以外の何者でもないのです。
あなたの人生は、あなたが信じる形以外には成り得ないのです。
人は自らの内を外に見るのです。
あなたが信じるもの以外を見ることはできません。
あなたが信じるもの以外を受け取ることはできないのです。
人生が苦しく乏しい場所であると信じているのであれば、人生は苦しく乏しい場所にしか成り得ません。
人生が楽しく豊かな場所であると信じているのであれば、人生は楽しく豊かな場所にしか成り得ないのです。
人生の大半は既に自らの想念(信じる気持ち)が決めているということを理解しなければならないでしょう。
あなたの想念が既にあなたの方向性や視点を決定してしまっているのです。
方向性や視点が決定しているのであれば、それ以外の方向に進むことも、それ以外の角度から物事を見ることもできないのです。
人生が苦しく乏しいものだという想念によって、人生が楽しく豊かなものだという考えは絶対に生まれません。
もちろん、そのような想念では、人生が楽しく豊かな場所であることを証明する結果(状況)を導くこともできないのです。
人生を豊かな場所にするためには、人生が(元々)豊かな場所であるといことを信じていなければならないのです。
自らの人生やこの世界が豊かさで満たされているといことを信じなければなりません。
どのような事象にも大切な意味が込められていること、すべてが豊かさへと繋がっているといことを信じていなければなりません。
あなたの人生があなたに対して苦しみを導くことはありません。
あなたが人生を苦しいと感じているのであれば、自らがそのように信じているからに他ならないのです。
自らの人生を苦しく乏しい場所にしているのは、人生が元々そのような場所であるからではありません。
あなたがそのように信じているからに他ならないのです。
あなたは自らが信じるように選択し、行動するしかないのです。
あなたが自らの人生に対して不満や不足を感じているのであれば、そのように信じる想念を捨てなければなりません。
すべての事象や状況が大切な意味を持ち
、そのすべてが豊かさへと繋がっているということを信じなければなりません。
あなたが自らの人生を豊かなものにしたいと思うのであれば、どのような状況においても自らの人生が豊かなものであるということを信じていなければなりません。
あなたが人生を豊かな場所だと信じるのであれば、人生は豊かな場所にしかなりません。
人生が豊かな場所であるということを信じていなければならないでしょう。