このブログについて

「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2013年4月11日木曜日

欲と器

大欲に溺れてはなりません。
大き過ぎる欲望はあなたを破滅させてしまいます。
足るを知ることができなければ、その大き過ぎる欲望に溺れ、それより先へと進むことができなくなってしまうでしょう。
人は「欲」を無視することはできません。
それは生きることの原動力が欲によって導き出されているからです。
欲が存在しなければ心が動くことはできません。
どのような人物の心も、欲によって動いているのです。
人生にとって、あなたにとって、欲は欠かせない心の働きです。
欲が存在しなければ、人は生きていくことができないのです。
どのような人物も欲を持ち、それに導かれて人生を築くことが自然であるのです。
欲を持つのは人として当然のことです。
人は欲を所有しなければなりません。
欲が存在しなければ、夢や志も存在することはないからです。
あなたは欲を上手に扱わなければなりません。
必要に応じて欲を導かなければならないのです。
欲には大きさが存在します。
その人物の考えによって、欲の大きさは変化します。
大切なのは欲に溺れないことです。
欲とは人が扱うことのできる大きな力です。
力に飲み込まれ、溺れてしまっては、必要を満たすことはできないのです。
必要を満たすことができなければ、人生には豊かさを得ることができなくなってしまいます。
あなたが必要を満たすためには、自らの扱う力を制御し、人生(状況)の必要を満たすように努めなければならないのです。
必要を満たすためには、必要を満たすために状況をうまく運ばなければなりません。
大き過ぎる力を持てば、人は大切なことを見失ってしまいます。
うまく操縦することのできない自動車では、安全に道を進むことはできないのです。
大切なのは自分自身が制御することのできる力を扱うことです。
担ぐことができる以上の重量の荷物を抱えたとしても歩くことはできないのです。
足るを知るとは、満足を知るということです。
ある程度の満足を知らなければ、荷物は大きくなる一方です。
大欲によって抱えた必要以上の荷物を目的地へと無事に運ぶことなどできないのです。
足るを知るということは、責任を果たすということです。
大欲によって果たすことのできない責任を抱え込んだところで、それを果たすことができなければ信用を失ってしまうでしょう。
責任を果たせない者が得ることのできる豊かさなど存在しないのです。
自分自身という器を超えた大欲を持つものではありません。
人生は責任によって成り立ちます。
それがどのような欲であろうとも、あなたが求めるものには必ず責任が存在しているのです。
それは、世界との約束です。
社会や他人、そして、自分自身との約束であるのです。
あなたは約束の大切さを知っているでしょう。
それを守れば必要なものが得られ、それを破れば大切なものを失います。
あなたが必要なものを得るためにはすべての約束を守らなければならないのです。
約束とは責任です。
それを果たすことができなければ、大切なものを失うことは当然の報(むく)いであるということを知らなければならないでしょう。
大欲によって果たすことのできない責任を抱え込んではなりません。
処理することのできない問題を抱え込んではなりません。
あなたは足るを知っていますか?
大欲に溺れてはいませんか?
そのことによって大切なことを見失ってはいませんか?
大切なものを失ってはいませんか?
人は欲を無視することはできません。
欲というものは人にとって必要な力です。
足るを知ることによって、その欲が意欲にとどまるように制御しなければなりません。
足るを知らずに欲望を抱えてはなりません。
抱え切れない大欲は身を滅ぼすということを覚えておかなければならないでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿