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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2013年4月26日金曜日

汚れなき眼差し

人生の豊かさを実現させるためには、人生に豊かさを見なければなりません。
人生に豊かさを見ることもなく、人生が豊かなものになるということはないのです。
人生を豊かなものにするためには、その目が豊かさを捉えなければならないのです。
あなたはその目にできるだけ多くの豊かさを映すように心掛けましょう。
すべての結果は原因から導かれます。
あなたが見ているものから価値観が導き出され、価値観が選択を導き、選択が生き方を決めます。
生き方は人生を決めるのです。
すべてはあなたの見ているものから始まります。
それは、あなたが見ているものが認識を生むからです。
あなたが豊かな人生を求めているのであれば、先ずはその目が豊かさを捉えなければなりません。
豊かさを捉えることができなければ、豊かな人生を築くことなどできないということを覚えておかなければならないでしょう。
人生は認識によって築かれていきます。
自分自身がそれをどのように捉えるのかによって、状況や人生が決まるのです。
豊かな認識は豊かな生き方に繋がるということです。
どれだけ豊かな原因を持つことができるか?ということが重要なのです。
目の前の状況や人生というものを豊かに捉えるのであれば、それらは豊かさを湛(たた)えることでしょう。
あなたは目の前の状況や自らの人生の中に存在している豊かさを捉えなければなりません。
豊かさをその目に映し、豊かな生き方をしなければならないのです。
目の前の状況や人生の豊かさを捉えることができず、その苦しみを捉えているのであれば、人生が豊かになるということはないのです。
目の前の状況や人生に苦しみを見出しているのであれば、その心が休まることはありません。
苦しみによって不満や不安が心を縛り、やがては恐怖が人生を支配してしまうでしょう。
恐怖に根差した心であっては、どのような方法を用いようとも、人生を豊かに生きることはできないのです。
その心が豊かさを見ることなくして、人生は豊かなものにはならないということを忘れてはならないでしょう。
あなたが人生に豊かさを見るためには、どのような偏見も所有してはなりません。
人は自らの価値観によって物事を判断しますが、人の価値観というものは常に未熟であるということです。
完璧な価値観などというものは存在しません。
人は誰もが未熟であるということです。
どのような人物も、未熟な価値観によって物事を判断しているために、何らかの偏見を持つことは否めないのです。
誰もが自身の正義というものを持っており、そこから世界を見ているのです。
そのため、人の判断には何かしらの過ちがあるということも加味しなければならないのです。
偏見は物事の本質を濁らせてしまいます。
偏見を以て物事を見れば、その本質に辿り着くことはできなくなります。
一方からの視点では分からないものです。
表と裏では全く異なる姿をしていることもあるということを知らなければなりません。
人は自分自身の正義を信じています。
それが悪いことだと言うのではありません。
もちろん、人は自分自身の正義を信じていなければなりません。
それは、自分自身を信じることができないのであれば、何も果たすことができないからです。
注意しなければならないのは、自分自身の正義を強く信じる余りに、それに陶酔(とうすい)してしまって、自らの考えや価値観を歪めてしまうことなのです。
偏見を持てば目が濁り、真実が見えなくなってしまいます。
情という偏見に流されて冷静さを欠いてしまえば、必要な判断をすることはできないのです。
あなたは偏見なく世界をその目に映さなければなりません。
どのような状況に対しても、そして、人生に対しても「汚れなき眼差し」を向けなければならないのです。
あなたがどのような正義の立場にあろうとも、物事に偏見を持ってはなりません。
仲間や敵などという偏見によって物事を見ているのであれば、大切なことを見失ってしまうでしょう。
もしも仲間が間違っているとしたら、あなたはどうするつもりでしょう?
仲間が間違っている時に正してやるのが本当の仲間というものではないでしょうか?
どのような状況にも豊かさを見る目を養わなければ、それを手にすることはできません。
状況が発展し、人が成長する選択をしなければならないでしょう。
豊かさというのは、好転的な変化であるということを忘れてはなりません。
偏見は必ず判断を誤らせます。
偏見は過ちを過ちのままで正当化してしまうこともあるということを覚えておかなければなりません。
あなたが何かに傾いてしまった時には偏見が生まれ、その時点において既に正しいものは目には映っていないということを理解しなければならないでしょう。
あなたは偏見なく、物事を判断しなければなりません。
素直に、純粋に、物事をその目に映さなければならないということを覚えておきましょう。
どのように見るか?人生においてはそれがとても重要であるということを忘れてはならないでしょう。

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