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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2013年4月5日金曜日

一時の快楽

あなたはその時の感情によって自らを選択してはなりません。
感情は一時のものです。
それは移ろい、姿を変えます。
あなたは感情というものが状況に対する反射であるということを理解しなければならないでしょう。
感情は状況の表面的な部分に反応します。
それは条件反射であると言えます。
過去の経験から導き出された反応こそが感情であるでしょう。
過去のやり方に縛られているのであれば、移り行く状況の中に理想を実現させることはできないでしょう。
あなたの過去のやり方は、現在の状況にそぐわない古いものであるということを理解しなければならないのです。
過去のあなたは未熟です。
未熟な自分自身に従っても、物事がうまく進むはずもないのです。
感情に縛られ、それに人生の選択を委ねているのであれば、大切なことを見失ってしまうのです。
状況の中に存在している豊かさに気付き、それを反映させることがなければ、あなたは必要な豊かさを得ることはできないのです。
状況の中に存在している豊かさに気付くためには、それに気が付くことのできる自分自身が必要です。
豊かさに気が付くことができない者が豊かさを得ることができないのは当たり前の話なのです。
あなたが人生に豊かさを求めているのであれば、状況の中に存在している豊かさを探さなければならないのです。
どのような状況の中にも、あなたにとっての必要な豊かさが存在しています。
それを見極めるためには、表面的な部分に捉われているようではなりません。
その状況が持つ豊かさは、本質的な部分にのみ存在しているのです。
状況の本質に触れるためには、状況に対する表面的な考え方を払拭(ふっしょく)しなければなりません。
過去のあなたは、現在のあなたに比べて未熟です。
それは、物事に対する考え方が浅いということが言えるでしょう。
しかしながら、人は過去の自分の考え方(習慣、トラウマ)に捉われてしまいます。
そのために、革新的な変化を得られずにいるのです。
過去の自分に捉われることなく状況を選択することができるのであれば、あなたは必要な変化(豊かさ)を得ることができるのです。
あなたが感情を用いる時、それは過去の自分に捉われている時です。
それは未熟な考えです。
未熟な考えは未熟な状況を導きます。
未熟な状況はあなたに苦しみを伝えるでしょう。
あなたは苦しみを受け取りたいとは思わないはずです。
あなたは苦しみを受け取らずに済む方法があります。
それは、一時の感情によって状況を選択しないということです。
感情は一時の心の高揚です。
そこに持続力はありません。
熱し易いが冷め易いのです。
気持ち(心、考え、方向性)がころころと変わるようであれば、どのような目的も達することなどできないのです。
気持ちは一貫していなければなりません。
それがぶれるようであれば、何かを達成することなどできはしないのです。
感情は直ぐさま違う感情に取って代わり、決して一貫性を持つことはありません。
一貫性のない心が状況の本質に辿り着くことはできないのです。
あなたは決して感情によって物事を判断してはなりません。
そして、感情によって選択してはなりません。
感情による浅はかな考えによって導き出される選択は、あなたに一瞬の優越感を与えるかもしれませんが、その一瞬の優越感を得るために裏で失っているものはその何倍も大きなものであるのです。
あなたが失っているものの価値を知れば、どのような自分自身に頼り、状況の中にどのような選択をすることが重要であるのかを理解することができるでしょう。
物事はできる限り大きく考え、できる限り長く見つめなければならないでしょう。
小さく(浅はかに)考え、短絡的に見ているのであれば、必要な豊かさを手にすることはできないのです。
あなたは感情によって左右されるような「小物」になってはなりません。
どのような状況にも感情が左右されない大きな人間にならなければなりません。
後先のことを考えておかなければなりません。
思考が働いていない時は感情が我が物顔であなたに選択を迫るでしょう。
あなたは考えなければなりません。
自分の選択がそれで良いのかを判断しなければならないのです。
あなたには手にする必要がある豊かさがあるはずです。
あなたは常に目の前の状況からそれを引き出すことができるのです。
そのためには本質に触れることです。
ただ、それだけです。
感情ではなく、思考によって状況に差し向かいましょう。
そうすれば、あなたはどのような状況の中にも必要な豊かさを得ることができるでしょう。

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