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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2013年12月30日月曜日

自己を生かす道

人生を豊かなものにするためには、自己を理解する必要があります。
人生においては、自分自身である自己を理解することが重要なのです。
それは、人生を築いているのが自己であるからです。
人生を築いている原因となる自己が最も重要であるということを理解しなければ、人生を豊かなものとして築くことはできないのです。
あなたは自己を探究しなければなりません。
自己とは、自分自身の性質であり、特質です。
どのような人の自己にも、その者だけが持つ特性があるのです。
自己はそれぞれが違うものであるのです。
どのような自己も同じものはありません。
元々、それぞれが違うものであるのです。
その特質を理解するということが重要なのです。
なぜなら、その特質を理解することがなければ、自分自身という存在(自己)がどのようなことに優れ、どのようなことに劣っているのかを理解することには至らないからです。
自分自身の得手不得手を理解することがないのであれば、どのような道において人生が成功するのかを知ることはできません。
成功を納めることができないのであれば、人生が豊かさを得ることはないのです。
あなたは自らの所有する自己を最大限に発揮し、人生を成功させなければならないのです。
どのような人の自己にも、得手不得手が存在します。
鷲は大空を制しますが、陸上においては弱者です。
虎は陸上を制しますが、水中においては弱者です。
鯱(しゃち)は水中を制しますが、大空においては弱者です。
どのような覇者も、自らの居場所を間違えてしまえば弱者であるのです。
すべての存在が自己を最大限に生かす場所にいなければならないのです。
あなたの自己はどのような特性を備えていますか?
あなたの自己が最大限に生きる場所はどこですか?
あなたの自己が最大限に力を発揮することができるのはどのような道ですか?
あなたは自己を理解しなければなりません。
自己を理解することができなければ、自らの道を理解することはできないのです。
自分自身の力が最大限に活用できる道を選ばなければなりません。
それが、自らの理想に合っているのかは難しいところです。
自らの特性が必ずしも理想と合っているということはありません。
理想とは不安定なものです。
それは、あなたの精神による影響を受けているからです。
十代の頃のあなたの理想と、二十代の頃の理想は既に違っているはずです。
それが三十代、四十代と移り行けばどうでしょう?
十代の頃の理想と、四十代の頃の理想では全く別物であるということが理解できるでしょう。
理想は大切です。
どのような人も理想に向かって進めば良いですが、理想を上回る特性には従わなければなりません。
それは、自己を生かす道より価値のある道は存在しないからです。
それがあなたの思う理想であっても、不得意なことを続けるのは辛いことです。
得意なことが理想に合っていなくても、それは今の理想に合っていないというだけで、いつかはその道と理想が合う時が来るのです。
あなたは選択を間違えてはなりません。
自らを生かす道が最も優れているのです。
あなたがそれをしたくないと思っていても、それが人よりも上手くできるのであれば、迷わずにそれをしましょう。
誰よりも上手ければ、あなたは必要とされ、賞賛(しょうさん)を受けるでしょう。
それは、どのような快楽よりも大きな喜びとなります。
人は他人に認められることが嬉しいのです。
あなたは自分の力が最も認められ、最も賞賛される道を行きましょう。
自己を粗末に扱ってはなりません。
どのような自己も輝く必要があるのです。
自己を腐らせてはなりません。
自己は生きなければならないのです。
そのことを意識しましょう。
あなたが求められていることは何ですか?
自分が求めている理想は大切ですが、理想を求めても成果を上げられないのであれば無益です。
理想とは違っていても、得意なことで成果を上げる方が有益なのです。
貢献することが大切です。
貢献することによって、人は豊かさを手にするのです。
物質的な豊かさと意識的な豊かさを満たすためには、実益を考えなければならないのです。
物質的な豊かさと意識的な豊かさのどちらが欠けても人生は満足を得ません。
あなたは自己を生かす道によって、その問題を解決しましょう。
自己を理解し、自己を生かす道を行きましょう。

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