あなたが手にするものは、あなたを好いているものです。
あなたの元を訪れ、手元に残るものは、それがあなたを好きでなければならないのです。
あなたを好いているものだけがあなたの元に残ります。
あなたのことを嫌っているものは、どのような方法を用いようともあなたから離れていくのです。
あなたは、自らが欲するものに好かれているかどうか?ということを考えなければなりません。
自分が好いていることばかり考えていてはならないのです。
大切なのは、相手に好かれているということなのです。
あなたの友人は、あなたのことが好きだからあなたの友人であるのです。
あなたの恋人、親類、家族・・・
どのような相手も、あなたのことを好いていないのであれば、血の繋がりがあろうが離れていくのです。
あなたは相手に好かれなければなりません。
相手に好かれるためには、相手に感謝し、感謝されなければなりません。
あなたが相手を尊敬し、感謝することができる人でなければ、相手があなたのことを好くことなどないのです。
尊敬に値せず、感謝もしたくない相手、そして、尊敬もされず、感謝もされない相手を好く人などいないのです。
人は良い気分を味わいたい生き物です。
誰もが幸せになりたいと思っているのです。
相手から尊敬され、感謝されると誰でも嬉しいのです。
あなたが喜ばせる相手は、あなたのところに残るでしょう。
あなたは他人の良いところを探して尊敬し、感謝することができるように努めましょう。
相手の粗を探し、不満や恨みつらみ並べ立てているようではならないのです。
そのような相手があなたを好くはずがないのです。
人は、他人である人間以外にも好かれる必要があります。
人生を豊かなものにするためには良好な人間関係が必要です。
しかしながら、良好な人間関係だけでは満足することはできず、本心から豊かさを感じることはできません。
人には経済的な豊かさも必要です。
人には健康という豊かさも必要です。
人には自己の能力の豊かさも必要であるのです。
人は自分自身に関係のある道のすべてを豊かなものにしなければならないのです。
経済的な豊かさを実現するためには、仕事に好かれ、お金に好かれなければなりません。
あなたはどのような仕事にも感謝し、どのようなお金にも満足しなければならないのです。
仕事の不満やお金の不足を嘆(なげ)いているのであれば、仕事やお金があなたを好くことなど有り得ないのです。
あなたが嫌っているのだから、仕事やお金は離れて行き、貧しく生きることになるのです。
健康という身体の豊かさを実現するためには、健康に好かれ、身体に好かれなければなりません。
あなたは身体的な特徴を嫌ってはなりません。
自分の外見や健康状態に対して、不平不満を並べ立て、自分を嫌ってはならないのです。
自分の身体のことが嫌いであるなら、身体もあなたのことが嫌いになるのです。
その結果、健康は損なわれるでしょう。
自己の能力の豊かさを実現するためには、自分ができること(能力)を褒(ほ)めなければなりません。
あなたにできることがどのようなことであっても、それができるのだから褒めるのです。
能力がなければ、その程度のことですらできないかも知れないのです。
それができたなら、自らの能力を褒めるのは当たり前のことなのです。
あなたが自らの現状の能力を好けば、あなたの能力はあなたのことを好いて、常に働き続けるでしょう。
あなたが好けば、相手も好きます。
あなたが嫌えば、相手も嫌います。
あなたは好かなければなりません。
どのようなものも嫌ってはなりません。
嫌うと嫌われます。
嫌われたら離れていくのです。
友人や仕事やお金、健康や能力・・・
これらに好かれることなく、どのように豊かさ人生を送るというのでしょう?
あなたは好かれる人にならなければなりません。
好かれる人が不満を吐きながら生きているでしょうか?
好かれる人が苦しそうにしているでしょうか?
好かれる人は満足を口にします。
好かれる人は誰かを助けているのです。
好かれる人は感謝と尊敬を忘れません。
嫌われる人のところからは多くの豊かさが離れ、好かれる人のところには多くの豊かさが集まるということを覚えておきましょう。
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