すべての人にとって、人生とは謎です。
誰にも、人生が何であるか?分からないのです。
あなたは、何のために生まれたのでしょうか?
人生には目的が存在していますが、人は、それを知らないのです。
中には、人生に目的を見出し、その目的を果たすことに全力を尽くしている人もいます。
しかしながら、それも一時の目的に過ぎません。
どのように堅固(けんご)な目的を以(もっ)ても、別の目的を追うようになるのです。
それは、人が成長するからです。
成長することによって、人はより本質へと近付きます。
本質へと近付けば、より本質的な認識が備わります。
より本質的な認識が備われば、これまでの認識を手放さなければならないのです。
すべての人は、誤解を所有しています。
すべての人は、誤解を生きているのです。
成長することは、人を誤解から解放します。
誤解を手放すことによって、人は本質へと近付くことが出来るのです。
すべての人は、本質を得なければなりません。
本質へと辿り着くことが、人生の目的でもあるのです。
人生の目的を果たすためには、本質を得なければならないのです。
本質とは、真(まこと)であり、現実です。
しかしながら、多くの人は、真や現実に対して誤解しています。
誤解を所有している者にとっての真や現実とは、現象のことなのです。
多くの人は、現状における認識によって世界を築きます。
多くの人における世界とは、認識の範囲なのです。
多くの人にとって、認識の外に世界は存在しません。
しかしながら、世界は、認識の外に存在しているのです。
世界は、真であり、現実なのです。
残念ながら、多くの人の考えている真は偽りです。
そして、多くの人の考えている現実は幻想なのです。
多くの人は、幻想を現実だと考えています。
そして、現実を幻想だと考えているのです。
それが誤解なのです。
多くの人は、反対に認識しています。
多くの人は、幻想を喜ぶのです。
そして、多くの人は、現実を恐れます。
あなたは、現実を大切にしなければなりません。
あなたは、現実と向き合わなければならないのです。
しかしながら、多くの人は現実を恐れるのです。
そのため、出来るだけ現実と向き合うことを否定するのです。
幻想とは、認識が見せる歪んだ世界です。
幻想は、世界に対する都合の良い解釈なのです。
人は、見たいものを見ようと試みます。
自分にとって、都合の悪いものは、出来る限り否定するのです。
それは、多くの人にとって現実は難しく、幻想は容易だからです。
多くの人は、偽りを喜びます。
そして、真を嫌うのです。
人は、自分にとって都合の良い世界を生きていたいのです。
多くの人は小さな世界を、偽りの世界を生きていたいのです。
それは、楽だからです。
世界は、あなたの都合を気にしません。
世界は、あなたの都合に関係なく、必要な学びを導きます。
そのため、どちらかと言えば、人生は都合の悪い世界なのです。
あなたの考えている現実とは、幻想です。
それは、認識が末梢的(まっしょうてき)であるからです。
幻想を喜んではなりません。
幻想は現実ではありません。
現実は、あなたの認識の範囲外に存在するのです。
そのことを理解しましょう。
あなたは、認識の中だけを生きてはなりません。
現実は、認識の外に存在するのです。
世界を疑いましょう。
幻想を手放し、現実を生きるのです。
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