すべての人は、人生を始めなければなりません。
しかし、始めたものは、いつかは終わらなければならないのです。
この世界においては、始めたものはいつかは終わります。
始まりと終わりは一つのものです。
始まりだけでは存在することが出来ません。
始まりは、必ず終わりへと行き着くのです。
始まりは、終わりを避けることは出来ません。
どのような理由があろうとも、始まりは必ず終わるのです。
あなたが生まれることで始まった人生は、必ず死という終わりに到達します。
すべての人は死を得るのです。
誰も、死から逃れることは出来ないのです。
あなたは、いつかは必ず死ななければならないということを理解しましょう。
あなたの死を以(もっ)て、人生は終わりに辿り着きます。
人は、自分がいつ死を得るか分かりません。
人は、人生がいつ終わりへと辿り着くかを知らないのです。
それは、何十年も先のことかも知れませんし、今日のことかも知れません。
あなたには、死を避けることは出来ません。
死に対して、去るように求めても、死が去ることはありません。
どのような理由があろうとも、終わりに辿り着いた者は、死を得なければならないのです。
あなたは、自分がいつ死ぬか分かりません。
今日で人生が終わるかも知れないのです。
あなたは、そのことを覚えておかなければなりません。
例えば、今日で人生が終わるとして、その選択で良いのですか?
すべての人は、人生において選ばなければなりません。
あなたには、自分の人生の選択が任(まか)されてるのです。
あなたは、自分で選ばなければなりません。
あなたの選択によって、人生の”質”は左右されるのです。
人生を豊かにするのも、人生を乏しくするのも、あなたの選択次第なのです。
あなたの選択によって、人生は変わるのです。
受けなければならないことに変わりはありませんが、受け方に違いが現れるのです。
あなたは、選択によって考え方を決めています。
あなたの選択が、あなたの考え方を形成しているのです。
あなたの考え方は、これまでの選択の結果です。
あなたは、誰かや何かの影響によって、その考え方に成った訳ではありません。
偶然に、そのような考え方に成った訳でもないのです。
あなたの選択によって、その考え方に成ったのです。
考え方は、生き方を形成します。
考え方の結果が、生き方として現れるのです。
あなたは、誰かや何かによって、その生き方に成った訳ではないのです。
あなたの考え方によって、その生き方に成ったのです。
一つ一つの選択によって、あなたは形成されます。
そして、あなたが人生の”質”を決めるのです。
一つ一つは、抱える程度の小さな石であっても、それを組み上げれば障壁(しょうへき)となります。
あなたは、石の壁を動かすことは出来ません。
これは、一つ一つの選択が重要であるということなのです。
終わりは必ず訪(おとず)れます。
それは、始めから決められていることなのです。
今日で人生が終わるかも知れません。
あなたの選択は、今日で人生が終わったとしても良いと思えるものでしょうか?
後悔は先に立つものではありませんが、出来る限り後悔しないように生きなければなりません。
難しく考える必要はありません。
例えば、出来ることを怠(なま)けたという選択のままで人生が終わって良いのか?ということなのです。
無理を強いるつもりはありません。
出来ないことは出来ないのです。
しかし、出来ることは出来るのです。
出来ることをしないでいると、後に悔(く)やむことになるでしょう。
簡単なことなのです。
出来ることをするか?しないか?という選択なのです。
あなたには、その選択しか与えられていないのです。
石を積むか、積まないかということなのです。
出来ることを続けることによって、人は人生に豊かさを実現します。
しかしながら、出来ることを否定し続けることによって、人は人生に乏しさを実現してしまうのです。
出来ることはやりましょう。
しかしながら、出来ないことをする必要はありません。
人生が今日で終わるかも知れないということを理解しましょう。
自分自身に恥じない今日にしましょう。
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