すべての人は、未熟に生まれます。
すべての人は、未熟に生まれなければならないのです。
それは、人生に目的が存在するためです。
すべての人は、人生に目的を以(もっ)て生まれます。
目的が無ければ、人生を始めることは出来ないのです。
この世界には、無駄は存在しません。
無駄に思えることもあるでしょうが、それはあなたが未熟であり、その価値に気が付いていないだけなのです。
この世界に存在する一切(いっさい)には、価値が存在するということを理解しなければなりません。
あなたも、価値を以て生まれます。
あなたには、価値が与えられているのです。
どのような人物にも価値があります。
そして、どのような人生にも価値があるのです。
無駄に生まれる人はいません。
無価値に存在することの出来るものは存在しないのです。
あなたは、目的を以て生まれます。
あなたは、目的を以て生まれなければならないのです。
あなたが完全であれば、目的を果たすことが出来ません。
なぜなら、完全であれば、目的を以て生まれる必要がないからです。
未熟であるからこそ、目的が必要であり、この世界に生まれる必要があるのです。
あなたは、自分自身が未熟であるということを知りましょう。
そして、果たさなければならない目的があることを覚えておきましょう。
そして、人生には価値があり、自分自身にも価値があるということを 理解しなければならないのです。
残念ながら、多くの人は、人生や自分自身に価値があるということを忘れています。
そして、他者の人生や他者に価値があるということも忘れているのです。
この世界には、無意味なもの、無価値なものは存在しません。
それがどのようなものであっても意味があり、価値があるのです。
しかしながら、多くの人にはそのことが分かりません。
多くの人は、自分が未熟であるということを理解しないのです。
多くの人は、自分が正しいとさえ思っているのです。
特に、自分よりも不利な立場にいる者に対して、傲慢(ごうまん)に振る舞うのです。
すべての人が未熟です。
そして、それは、すべての人が間違いを犯すことを意味しているのです。
この世界に存在するすべての人が罪人(つみびと)です。
すべての人が罪を犯すのです。
しかしながら、多くの人は、人間が定めた法律を犯していないから、自分は罪人ではないと思い込んでいるのです。
人が罪を犯さないためには、人生の目的を果たす以外には方法がありません。
人の罪とは、人生の目的を果たさないことなのです。
それ以外の行為はすべて罪なのです。
しかしながら、多くの人にはそのことが分かりません。
多くの人は、自分が罪を犯していることを知らないのです。
そして、自分が罪を犯していることを知らずに、他者を裁(さば)きます。
自分が罪人の一人であるにもかかわらず、他者を罪人と決め付けるのです。
多くの人は、自分に甘く、他者には厳しく生きています。
自分の愚行(ぐこう)を棚に上げて、他者の愚行を吊(つ)るし上げるのです。
あなたは、自分が未熟であることを忘れてはなりません。
そして、自分が罪人であるということを忘れてはならないのです。
そして、あなたには果たさなければならない目的が存在します。
他者を糾弾(きゅうだん)している暇(ひま)はないのです。
他者を裁くことは、あなたの仕事ではありません。
相手を非難したり、復習する必要などないのです。
因果の仕組みによって、人生がすべての人を裁きます。
他者のことを気に掛けるよりも、自分の人生の目的を果たすことに専念しましょう。
他者のことを気に掛けていても、人生の目的を果たすことは出来ません。
他者の罪を咎(とが)めてはなりません。
あなたは、他者の罪を許(ゆる)しましょう。
あなたには、他者の罪を裁く権限は与えられていないのです。
悔しいこともあるでしょうが、時間と労力の無駄です。
あなたが他者を非難したり、復習したとしても、得られるのは新たな罪だけなのです。
罪を重ねることは賢明(けんめい)ではないのです。
人の罪とは、そのすべてが詰(つ)まらないものです。
人生の目的を果たすこと以外は、詰まらないことなのです。
人生の目的を果たすことは、何よりも崇高(すうこう)であり、これに勝る喜びは存在しないのです。
他者を裁く時間と労力を、人生の目的を探したり、それを果たすために使いましょう。
それは、他者を糾弾し、罪を重ねるよりも有意義です。
あなたは、悔しくても許さなければなりません。
賢(かしこ)い選択をしましょう。
すべての人が罪人なのです。
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