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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2019年11月1日金曜日

心の痛み

すべての人は、人生に目的を以(もっ)て生まれます。
人は、人生において目的を果たさなければなりません。
人生に目的もなく生まれる者はいません。
すべての人に、果たさなければならない目的が与えられているのです。
人生において重要なのは、人生の目的を果たすことです。
誰もが、人生の目的を果たさなければなりません。
それは、それが生まれた理由であるからです。
すべての人は、人生の目的を果たすために生まれたのです。
あなたは、そのことを覚えておかなければなりません。
残念ながら、すべての人が人生の目的を忘れてしまいます。
すべての人が、人生における思い煩(わずら)いによって苦しみ、人生の目的を見失ってしまうのです。
苦しみに会う時、人は目的を見失ってしまいます。
多くの人にとって、遠くの目的よりも目の前の苦しみの方が重要なのです。
多くの人は、目の前の状況に対応することで精一杯です。
溺れている者は、呼吸をすることで精一杯なのです。
呼吸を止めて、口を閉じていれば、溺れずに済みます。
溺れないためには、呼吸をすることよりも、体を浮かせることが重要なのです。
目の前のことよりも、遠くのことを考えなければ、目的を果たすことは出来ないのです。
あなたには、果たさなければならない目的が存在しています。
しかしながら、それを果たすことは容易(ようい)ではありません。
なぜなら、人生の目的を果たすためには、人生を終えなければならないからです。
人生を終えるまで、その目的を果たすことが出来たかは分からないのです。
人生の目的は、人生において最も遠いことなのです。
あなたは、それを考えなければならないのです。
目先のことに捕らわれ、遠くに存在する人生の目的を蔑(ないがし)ろにしてはなりません。
あなたは、目の前の快楽や欲望や苦悩のために生まれたのではないのです。
あなたは、遠くに存在する人生の目的を果たすために生まれたのです。
そのことを覚えておきましょう。
しかしながら、あなたは人生の目的を知りません。
あなたは、それを見失っているのです。
そのため、人生の目的を教わらなければならないのです。
人生の目的を知っているのは、あなたの本質です。
それはあなたの真(まこと)であり、心の最も深い場所に存在しているのです。
人生の目的は、あなたの真から教えてもらわなければなりません。
しかしながら、未熟であるあなたが、真に触れることは出来ません。
あなたが触れることが出来るのは、最も表層の心なのです。
心には、良い心と悪い心が共存しています。
あなたが心に触れる時には、良い心と悪い心のどちらにも触れなければならないのです。
心に触れることは、川の流れに触れるようなものです。
あなたは、流れの中から、目的の石を拾い上げなければならないのです。
それは、とても大変な仕事なのです。
心の流れの中で、真に触れるためには、その流れを穏やかなものにしなければなりません。
心の流れが穏やかなものであったり、水が透き通っているのであれば、幾らか石を確認することが出来るでしょう。
しかし、流れが急なものであったり、水が濁(にご)っているのであれば、石を確認することすら出来ないのです。
あなたが目的を見出すためには、心を穏やかに静め、澄ませなければならないのです。
あなたは、心を大切にしなければなりません。
それが騒ぎ立てたり、傷付いたりしないように保護しなければならないのです。
あなたは、心を大切に生きなければなりません。
自分にとって、後味の悪いことを選択してはなりません。
心が痛み、気分を害するようなことを続けてはならないのです。
心を中心に目の前の状況を考えましょう。
心が痛むのであれば、その方向や方法は間違っています。
あなたは、心が暖まる方向や方法を選択しなければならないのです。
残念ながら、多くの人は心を犠牲にして生きています。
多くの人は、心の痛みに気付いていながら、それを無視しているのです。
人生の目的を果たすことがなければ、人生に豊かさを実現することは出来ません。
何を成し、何を得ても、人生の目的を果たさない限りは、人生は乏しいのです。
あなたは、そのことを理解しなければなりません。
目の前の快楽や欲望や苦悩を貪(むさぼ)ったとしても、人生に豊かさを実現することは出来ません。
残念ながら、多くの人は人生に乏しさを実現します。
それは、真と共に生きないからです。
多くの人は、偽りと共に生きるのです。
そして、それが良いことだと思い込んでいるのです。
例え、世界中のすべてを手に入れたとしても、豊かさを手に入れなければ空しいのです。
偽物を集めても喜びはありません。
重荷が蓄積(ちくせき)されていくだけなのです。
それでは、目的を果たすことは出来ないのです。
心を静めましょう。
そうすれば、心は澄みます。
そのような心で生きれば、真に触れることも出来るでしょう。
真以外には、人生の目的を教えられません。
あなたは、自分の真に教えを請(こ)いましょう。
真と共に生きましょう。

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