すべての人は、未熟に生まれます。
すべての人は、未熟を生きなければなりません。
この世界において、未熟に生まれることを否定することの出来る者はいません。
すべての人が、 未熟に生まれなければならないのです。
あなたは、未熟を避けることが出来ません。
何事においても、未熟から始めなければならないのです。
あなたは、自分が未熟であるということを理解しましょう。
残念ながら、自分が未熟であるということを理解していない者が多いのです。
多くの者は、自分が正しいとさえ思っているのです。
残念ながら、あなたが正しいことはありません。
正しくあろうとしても、間違えてしまうのです。
あなたがどれだけ自分を正当化しようとも、間違っているのはあなたなのです。
しかしながら、あなたが悪いということではありません。
あなたは間違っていますが、悪くはないのです。
あなたと同じように、すべての人が間違っていますが、悪い人など存在しないのです。
間違えることは悪いことではありません。
誰もが未熟であり、必ず間違えるのです。
もしも、間違えることが悪いのであれば、この世界には悪人しかいないことになってしまうのです。
この世界は、悪人が築いている訳ではありません。
この世界は、未熟者が築いているのです。
あなたは、すべての人が未熟であるということを理解しなければなりません。
誰一人として、未熟を克服することの出来た人はいないのです。
すべての人が、生まれてから死に辿り着くまで、未熟のままなのです。
あなたは、未熟を手放すことが出来ないということを理解しなければなりません。
未熟を手放したと思い、傲慢(ごうまん)に生きてはならないのです。
残念ながら、多くの人は、それぞれの段階で傲慢に生きています。
人は、それぞれの段階で自分が正しいと思い込んでいるのです。
自分が正しいと思うから、不平不満を吐くことが出来るのです。
自分が正しいと思わなければ、謙虚(けんきょ)に学ぶことが出来るはずなのです。
不平不満を吐くということは、学ぶことが出来ないということなのです。
残念ながら、多くの人は、必要な学びを得ることが出来ないのです。
必要な学びを得ることがなければ、無知は無知のままです。
偏見(へんけん)は偏見のままで、誤解は誤解のままなのです。
それでは間違えてしまうのです。
間違えてしまえば、人生の目的を果たすことが出来ません。
人生の目的を果たすことがなければ、人生は空しいのです。
多くの人が、人生を空しく生きています。
目の前の状況に対して、不平不満を吐く者は、そこから学びを得ることが出来ません。
それでは、必要な成長を実現することは出来ないのです。
大切なのは、学ぶことです。
目の前にどのような状況が導かれていようとも、それは、あなたにとっての必要な学びなのです。
必要な学びに対して、不平不満を吐いているのであれば、人生は空しいのです。
多くの人は、目の前の学びを受け入れることが出来ずに不貞腐(ふてくさ)れます。
熱意を持たずに、目の前の状況を消化しているのです。
不貞腐れても、状況が好転することはありません。
不貞腐れても、何も良いことはないのです。
寧(むし)ろ、必要な学びを得ることが出来ずに苦しまなければならないのはあなたなのです。
これは、あなたの人生です。
人生の原因は、あなたなのです。
あなたが自分で人生を決めているのです。
気分の悪い者は、空しい時間を生きることになるでしょう。
自分の内が悪いのだから、どのような場所で、どのような人と、どのようなことをしても空しいのです。
あなたは、与えられた学びに対して、不平不満を吐いてはなりません。
どのような状況に対しても、不貞腐れてはならないのです。
与えられた仕事を全(まっと)うしなければなりません。
どのような仕事でも懸命にこなさなければならないのです。
人生には、無駄なことはありません。
人生には、無価値なことはないのです。
目の前の状況には、大切な意味と価値が存在するのです。
あなたは、それを見出さなければならないのです。
懸命に生きる者でなければ、目の前の状況の大切な意味と価値を理解することは出来ません。
あなたがもしも、目の前の状況に対して、意味や価値を見出すことが出来ないというのであれば、懸命に向き合ってはいないのです。
人生には、詰(つ)まらない仕事などありません。
軽んじられて良いような仕事はないのです。
あなたが気に入らないとしても、あなたにとって都合が悪いとしても、それは、あなたの勝手な事情なのです。
あなたの個人的な事情は、人生には関係ありません。
人生は、ただ必要と最善を導くだけなのです。
それがどのような状況であろうとも、あなたは懸命に学ばなければなりません。
不平不満を吐いたり、不貞腐れてはなりません。
空しく生きてはなりません。
学べることを感謝しましょう。
目の前の状況に対して、不平不満や不貞腐れるのは間違っているのです。
あなたは、そのことを理解しなければなりません。
例え間違っていたとしても、あなたは懸命に生きましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿