人生は、自己責任です。
どのように生きるかは、自分次第なのです。
自分の選択によって、その時間をどのように過ごすか?ということを決めることが出来るのです。
残念ながら、人生を思い通りに生きることは出来ません。
それは、人生には果たすべき目的が存在するし、この世界には因果の仕組みが存在しているからです。
因果の仕組みとは、すべての結果には、それに相応(ふさわ)しい原因が存在するというものです。
人生という結果を導き出すのは、自分という原因なのです。
目の前の状況は、自分自身の心の行いや状態によって導き出される当然の結果なのです。
残念ながら、あなたは、自分自身の心の行いや状態を理解してはいません。
あなたは、自分の心が何をしているのか?分からないのです。
原因が分からないのだから、結果も分からないのです。
それは、人生を思い通りに生きることが出来ないということなのです。
しかしながら、自分の心を理解したからといって、人生を思い通りに生きることは出来ません。
それは、人生には果たすべき目的が存在しているからです。
人生の目的を理解することが出来れば、人生を思い通りに生きようとする気持ちはなくなります。
それは、自分自身の詰(つ)まらない理想よりも、人生の目的の方が遥(はる)かに崇高(すうこう)であることを理解するからです。
人生の目的を理解すれば、理想を追い求めて、思い通りに生きようとは思わないのです。
しかしながら、人生の目的を理解することは困難です。
それは、心の行いを理解するよりも難しいことなのです。
残念ながら、あなたには、人生の目的を理解することが出来ないでしょう。
そのため、人生を思い通りに生きたという欲求が静まることはないのです。
思い通りにしようとすると、思い通りにならない現実と衝突することになります。
あなたは、理想を実現しようとしますが、人生は、目的を果たすための必要を実現しようとするのです。
その矛盾(むじゅん)によって苦しまなければなりません。
そのため、多くの人が苦しんでいます。
多くの人にとって、人生とは苦しいものなのです。
あなたが、苦しみを手放すためには、理想を手放さなければならないのです。
人生を楽しくするためには、理想ではなく目的に従(したが)って生きなければなりません。
どうするか?は自分次第です。
楽しい人生に、場所や相手など関係ありません。
自分がそこでどうするのか?ということで決まるのです。
理想を追い求め、思い通りにならない現実に不平不満を吐くようなら、どこで誰と居ても詰まらない人生になってしまうでしょう。
人生は、思い通りにならなくても良いのです。
どこで誰と何をしても良いのです。
現実に感謝することが出来れば、どこで誰と何をしていても楽しい人生なのです。
あなたは、楽しく生きましょう。
不平不満を吐きながら生きてはなりません。
それでは、人生の目的を果たすことは出来ないのです。
それは、満足することが出来ないということなのです。
どこで誰と何をして何を得ても満たされません。
理想を追い求める人は、最終的に空しさを実現するのです。
あなたは、空しく生きるために生まれたのではありません。
あなたは、楽しく生きるために生まれたのです。
人生は自分次第です。
人生を思い通りに生きることは出来ませんが、目の前の現実をどう生きるのか?ということを決めることは出来るのです。
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