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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2021年6月20日日曜日

それぞれの場所

すべての人は、人生に目的を以(もっ)て生まれます。
すべての人は、人生の目的を果たさなければなりません。
すべての人は、人生の目的を果たすために生まれるのです。
あなたには、果たさなければならない目的が存在します。
あなたは、それを果たすために生まれたのです。
目の前の快楽や欲望を貪(むさぼ)るために生まれたのではないのです。
そのような詰(つ)まらないことのために生まれることは出来ないのです。
あなたは、自分のために生まれたのではありません。
すべての人は、自分以外のために生まれるのです。
利他(りた)こそが、人生の目的なのです。
利己的に生きているのであれば、人生の目的を果たすことは出来ません。
あなたは、利他の中に人生の目的を探さなければならないのです。
あなたには、人生の目的を果たすための役割が与えられています。
役割を果たさなければ、人生の目的を果たすことは出来ません。
役割というものは、それがどのようなものであっても利他的です。
自分独りでは、役割というものは成立しないからです。
役割を成立させるためには、自分以外の他者が必要なのです。
他者が存在するからこそ、役割が存在するのです。
利己的に、目の前の快楽や欲望を追い求めているのであれば、役割を果たすことが出来ません。
役割を果たすためには、利他的でなければならないのです。
それが、どのような役割であったとしてもです。
あなたは、自分以外の誰かや何かのために生まれたのです。
この世界では、それが自分のためになるからです。
自分のために生きれば、空しさを得ます。
どれだけ貪っても空しいのです。
しかしながら、自分以外のために生きれば満たされます。
与えることは、豊かな行為なのです。
与える者は豊かさを得て、貪る者は空しさを得ます。
あなたには、果たさなければならない目的が存在するのです。
人生の目的を果たすことは、とても豊かな生き方なのです。
あなたは、豊かに生きなければなりません。
そのためには、与えることです。
利他的に生きることによって、あなたは与えることが出来るのです。
多くの物や大きな物、高価な物を与えたから褒(ほ)められるのではありません。
少なくとも、小さくとも、安価(あんか)でも、与えることです。
それが、あなたの役割であり、人生の目的を果たす方法なのです。
人には、それぞれの分際(ぶんざい)があります。
人は、自らの分際を弁(わきま)えなければならないのです。
人には、場所があるのです。
あなたは、それを間違えてはなりません。
日向に咲く花もあれば、日陰に咲く花もあるのです。
陽を好む花を陰に置けば枯(か)れてしまいます。
同じように、陰を好む花を陽の中に置けば枯れてしまうのです。
あなたには、適所が存在しています。
あなたは、与えられた分際と場所で、与えられた役割を果たしましょう。
無理をして生きる必要はありません。
分際を離れることは出来ないのです。
誰かのように成ろうとしても無駄です。
残念ながら、あなたが誰かのように成ることは出来ません。
形を変え、場所を変えても、あなたはあなたなのです。
自らの分際を受け入れることです。
そして、与えられるものを与えることです。
無理をしては、本来与えられるものも与えることが出来なくなります。
あなたは、与えられるものを与えれば良いのです。
人生の目的を果たすために、無理をする必要はないのです。
あなたは、自分であれば良いだけなのです。
自分の場合で花を咲かせましょう。

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