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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2019年6月11日火曜日

違和感

人は、独りでは生きていくことが出来ません。
すべての人は、他者との関わりの中に人生を築かなければならないのです。
人は、独りで生まれることが出来ません。
人は、母体を通じて生まれなければならず、その時点において、”他者”との関わりが存在しているのです。
孤独を愛していたとしても、他者との関わりを断つことは出来ません。
どのような形であれ、人は、他者との関わりを維持しなければならないのです。
この世界には、完全に孤独な者は存在しません。
人は、他者と関わらなければならないのです。
他者と関わることは大切です。
なぜなら、あなたが自力で解決することが出来る問題は少ないからです。
大抵の問題は、他者の協力を得て解決するしかないのです。
あなたが独りで解決することの出来る問題など、ほとんど存在しないということを知らなければなりません。
否応無(いやおうな)しに、あなたは他者と協力しなければならないのです。
自分の問題を解決するためには、他者の協力が必要です。
それは、他者もあなたの協力を必要としているということです。
他者の問題の解決に助力することが、自分の問題の解決に繋がります。
利己的に自分のことだけやっていても、自力では問題を解決することは出来ないのです。
自分は他者に協力せずに、他者からの協力を得ようと考えるのは傲慢(ごうまん)です。
それは、愚(おろ)かなことなのです。
なぜなら、この世界には、因果の仕組みが存在しているからです。
この世界においては、原因に相応しい結果だけが実現します。
必要な結果を実現するためには、それを実現するに相応しい原因が必要なのです。
他者への協力という原因が存在しなければ、他者からの協力という結果は実現しないのです。
因果の仕組みを前にして、自分だけが利益を得ることなど出来るはずがないのです。
どのような人物も、因果の仕組みを無視することは出来ないのです。
あなたは、出来る限り、他者に協力しなければなりません。
あなたは、他者との関わりを断つことは出来ないのです。
他者との関係においては、あなたにとって都合の良いことばかりではありません。
他者との関係においては、あなたにとって都合の悪いことも多いのです。
残念ながら、人は分かり合えません。
人は、互いのことを理解することが出来ないのです。
それは、人生の目的が異なるからです。
人生の目的に付随(ふずい)して役割が与えられています。
人は、それぞれに異なる役割を担(にな)っているのです。
目的と役割が異なれば、選択肢も異なります。
選択肢が異なれば、互(たが)いの間には軋轢(あつれき)が生じてしまうのです。
人は、他者との関わりにおいて、葛藤(かっとう)しなければならないのです。
残念ながら、それがどのような人物であったとしても、他者との関わりが円滑(えんかつ)に運ぶことはありません。
必ず、何かは引っ掛かるのです。
他者との間には、必ず違和感が生じます。
残念ながら、あなたには、それを取り除く手立てがありません。
誰にも、他者との間の違和感を取り除くことは出来ないのです。
他者との関わりは、違和感そのものです。
あなたは、そのことを理解しなければなりません。
どのように努めても、違和感を取り除くことは出来ません。
それは、人が異なる目的を以(もっ)て生まれ、異なる役割のために生きているからです。
他者との関わりに違和感を覚えることは自然です。
他者との関わりに対しては、違和感を覚えて良いのです。
人は、分かり合えません。
無理に分かり合おうとするのは不自然なことなのです。
無理は祟(たた)ります。
人は、分かり合えなくて良いのです。
あなたは、違和感を抱えたままで協力しましょう。
相手を理解しようとするのは良いことですが、理解しなくても構(かま)いません。
理解することが出来なければ、理解することが出来ないままで良いのです。
違和感を楽しみましょう。
違いがあること、理解することが出来ないことは、素敵なことなのです。

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