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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2020年12月12日土曜日

分際と損得勘定

すべての人は、人生に目的を以(もっ)て生まれます。
すべての人は、人生の目的を果たさなければなりません。
人生の目的を果たすことが、人生に生まれた理由です。
あなたは、人生の目的を果たすために生まれたのです。
人生の目的を果たすことは、避けることの出来ない使命です。
人生は、目的を果たすために使われます。
どのような経験も、人生の目的を果たすための布石(ふせき)です。
あなたが、どのような現状を生きていようとも、それが必要な経験なのです。
必要に、良いも悪いもありません。
必要を比べることは出来ません。
必要は、必要だから必要なのです。
あなたは、必要以外を受け取ることは出来ません。
人生には、都合の悪いことが多くあります。
不満に思うことや悲しく思うこと、理不尽(りふじん)に思えることや無駄に思えることが多く導かれるのです。
多くの人は、目の前に導かれる経験を必要とは思えずに否定(ひてい)します。
そして、より(都合の)良い別の状況(経験)を要求するのです。
しかしながら、人生には無駄や無意味なことは実現しません。
それが、どのような状況であれ、あなたにとっての必要なのです。
受け入れることは難しいかも知れません。
それは、あなたが自分を知らないからです。
自分を知らないから、自分にとっての必要を理解することが出来ないのです。
人は、それぞれに異なる目的を以て生まれます。
人は、それぞれに異なる目的を果たさなければならないのです。
人には、それぞれの目的を果たすために、それぞれの分際(ぶんざい)が与えられています。
すべての人は、分際を離れることが出来ません。
人は、分際を生きなければならないのです。
分際とは、この世界における役割です。
あなたは、”あなた”という役割を担(にな)っているのです。
それを否定することは出来ません。
あなたは、自らの分際を生きなければならないのです。
分際によって、必要は決まっています。
あなたにとっての必要と、他者にとっての必要は異なるのです。
そのため、自分と他者を比較することは無意味です。
あなたは、自分と他者を比較した上で物事を考えてはなりません。
自分と他者を比較したところで、必要を理解することは出来ないのです。
あなたは、この世の中に他には存在しません。
あなたは、唯一(ゆいいつ)の存在なのです。
それは、必要も唯一のものだということなのです。
あなたの分際は、他の誰とも同じものではありません。
あなたが分際を生きる時には、他者との違いに戸惑(とまど)うかも知れません。
しかしながら、他者と異なることが必要なのです。
鳥は、大まかには飛ばなければなりません。
魚は、大まかには泳がなければなりません。
獣は、大まかには走らなければなりません。
人は、大まかには考えなければならないのです。
それぞれの分際で考えるのであれば、より複雑で、より細分化する必要がありますが、それぞれの分際を生きる必要があるということは覚えておきましょう。
あなたは、自らの分際に従(したが)ってのみ生きられるのです。
出来ることは出来ます。
しかしながら、出来ないことは出来ません。
あなたは、出来ることはやらなければならないし、出来ないことを無理にする必要はありません。
分際を無視して、人生の目的を果たすことは出来ないのです。
分際に従って生きることには、損得勘定を持ち込むことが出来ません。
分際に従って生きるためには、損得勘定を無視しなければならないのです。
損得勘定によって判断している状態では、分際に従うことは出来ないのです。
鳥は、損得勘定で飛びません。
魚は、損得勘定では泳ぎませんし、獣は、損得勘定では走らないのです。
それが自然です。
しかしながら、多くの人は損得勘定で(を)考えます。
損得勘定で判断している人が多いのです。
大切なのは、分際に従って生きることです。
損得勘定に従って生きては、人生の目的を果たすことが出来ないのです。
分際に従って生きなければ、真(まこと)の豊かさを得ることが出来ません。
損得勘定に従って生きれば、偽りの豊かさを得ることになるのです。
人生の目的を果たすためには、真を得なければなりません。
真を得るためには、分際に従って生きる必要があるのです。
損得に関係なく、一生懸命に向き合えることが重要です。
快楽や富、傲慢(ごうまん)や怠惰(たいだ)に心を奪われて、分際を見失ってはなりません。
あなたには、果たすべき人生の目的があるのです。
それを手放してはなりません。
人生を損得で判断してはなりません。
今の自分に出来ることを一生懸命に行いましょう。

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