どのような人物も、自分をやめることはできません。
どのような人物も、生まれてから死ぬまで自分自身であるのです。
誰も自分を放棄することも、自分を去ることもできないのです。
あなたは「あなた」のままであり、それが覆(くつがえ)ることはありません。
あなたは「あなた」として生きていかなければならないのです。
あなたは自分以外の存在に成ることはできません。
あなたは他の誰かには成れないのです。
あなたは「あなた」に辿り着くのです。
あなたは自己を追求しなければなりません。
それ以外の方法を以て、人生を豊かなものにすることはできないのです。
あなたは「あなた」であるべきなのです。
人は多くの人に接するため、その影響を受け続けています。
それは自分という存在と、他人を比較することに繋がります。
自分と他人を比較することは悪いことではありません。
しかしながら、それがあなたを自己から遠ざけるのであれば、それは良いことであるとは言い切れないのです。
人が目指すべきはより良い自己の実現です。
それを以て人生は豊かさを得るのです。
あなたはより良い自己を実現させようと努めなければならないでしょう。
多くの人は自分の弱い部分と、他人の強い部分を比較して気を落とします。
それは、他人の中に自らの憧れを見るからです。
大切なのはそこで落ち込むことではありません。
他人の中に見た憧れを、自分の中に実現させることが重要なのです。
しかしながら、それは自分のやり方によって実現させる必要があります。
他人の中に見た憧れを自分らしく、自分の形としてそこに実現しなければならないのです。
人は進むほどにより良い自己に近付きます。
どのような人物であっても、行き着く先はより良い自己であるのです。
あなたは自分と他人を比較した時に、その部分が劣っていると感じても、それに気を落とす必要はありません。
それは今後の自分の目標として捉えるべきなのです。
人は完璧ではありません。
あなたよりも優れている人は数え切れません。
人には得意不得意があり、できることとできないことがあるのです。
自分と他人を比較するのであれば、必ず落ち度が見えてくるものなのです。
それは仕方のないことです。
しかしながら、それは悪いことではないのです。
物事は、それがどのように不利な状況であろうとも、それをそこから建設的に捉え、より良くなるように運ばなければならないのです。
多くの人は、自分と他人を比較して気を落とします。
多くの人は他人との比較の末に自分自身の状態に苦悩するのです。
あなたがどのような状態でどのような状況にいようとも、それを建設的に捉え、より良くなるように運ぶことを意識しなければなりません。
弱い自分、できない自分、不足している自分・・・
それは仕方のないことなのです。
しかしながら、先ずは現状を受け入れることができなければ、それから先の豊かさを得ることはできないのです。
どのような自分も受け入れる必要があります。
それがあなたの嫌いな自分であってもです。
現状を正しく認識して、それをより良くしていかなければならないのです。
どのような人物も、現状を放棄することはできません。
誰も、自分自身を去ることはできないからです。
その問題や苦しみを改善することがなければ、豊かさを得ることはできないのです。
人は皆、受け入れなければなりません。
それがどのように不利な状況であろうと、自分の弱さであってもです。
事実を受け入れ、そこからその問題を改善していかなければなりません。
腐敗した部分を切り取らずにいるのであれば、他の健康な部分も腐敗します。
問題は根本から解決しなければなりません。
そのためには、問題に対して向き合うことが求められるのです。
問題が起きたからといって、それを放棄しようとする方法では何も良くはなりません。
誰も、自分の状況(問題)を放棄することはできません。
すべては自分自身の事柄であり、責任であるということを忘れてはならないでしょう。
人にはできないことがあって当然です。
より良い自己に向き合うことで、それを一つずつでも改善していきましょう。
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