世界に存在するすべては変化の中に在ります。
すべての存在が変化を求め、それを余儀なくされているのです。
人生とは自己の変化であり、その向上が目的であるということを覚えておかなければなりません。
様々な事柄に対して、あなたは自己の変化と向上を実現させなければならないのです。
それがどのような事柄であろうとも、それは自己に至るということを理解しなければならないのです。
すべての事柄があなたの自己に呼びかけます。
すべての事柄があなたの自己に変化と向上をもたらすのです。
あなたはそのことを理解しなければなりません。
自己を向上させるように変化させることがなければ、人生はどのような事柄においても空しさを導きます。
あなたの最終的な目的は自己の変化と向上であるですから、それを成さない限りは何をしても人生は空しいのです。
それを知らなければならないのです。
どれだけのお金や物を所有しようとも、自己を満たすことを知らずに人生を満たすことなどできないのです。
人生があなたの主なのではなく、自己があなたの主であるということを知りましょう。
自己の変化と向上が成されない限りは、人生は豊かさを得ないでしょう。
あなたは自己が変化するものであるということを知り、更にはそれが向上するように努めなければならないのです。
どのような事柄に関しても、そこから自己の向上に繋がる変化を読み取りましょう。
それがどのように思う状況であろうとも、そこにはあなたの自己の向上に関する大切な変化の材料が隠されているのです。
どのような事柄も自己に至るということを知り、それを実現させましょう。
経験から学び、自己に生かすのです。
自己が変化し、向上すれば、状況に豊かさを得ることができるようになります。
それは、向上した自己が状況の本質を見極め、どのようにすればそこから豊かさが得られるのかを教えてくれるからです。
自己を豊かさに導くそれは、とても小さくて静かな声なのです。
自己を変化させ、向上させた人の心は静かです。
それはとても閑静(かんせい)であり、静かな声によって充実しています。
自己は高まる程に静けさをますということを知らなければなりません。
問題を解決し、そこに価値を導く人は優れています。
問題を解決し、そこに価値を導くことのできる人は、誰もが冷静さを所有しています。
冷静でなければ問題を解決し、そこに価値を導くための方法を導き出すことはできないのです。
乱れた心と頭では、良いアイデアは生まれないのです。
未熟な子どもは問題を解決する力を持ちません。
そこに価値を生み出すこともできません。
未熟であるが故にそれができないのです。
子どもは問題を前にして慌てふためき、冷静さを失います。
それでは問題の解決も、価値の創出も叶いません。
経験を積んだ大人は、問題を前にして冷静さを保つことができます。
冷静さを失わなければ、的確な対応が行われるでしょう。
その結果として問題は解決し、そこに価値が導かれるのです。
大人は経験を積んで自己を変化させ、向上させた人です。
ただ歳を取るだけでは問題は解決しませんし、価値は導かれません。
自己を向上させ、静かな声を聞く必要があるのです。
精神が騒がしく、心が乱れ、思考が散漫であるのならば、人格の向上は望めません。
あなたが何かに思い煩(わずら)っているのであれば、大切なことに気が付かず、人格の向上は望めないのです。
どのような状況にもうろたえることのない心を築く必要があります。
それが問題である、苦しみであると分かっていても、それに動揺することなく対応することが必要なのです。
あなたは肝心なことから逃げてはなりません。
苦しくてもやらなければならないことは多くあるのです。
食事をするのが面倒だからと言ってそれをしなければ、命を失うことになるでしょう。
それが苦しいと言ってやらなければ、豊かさを得ることはできないのです。
あなたはやらなければならないことと、やらなくてもいいことを見極めなければなりません。
あなたがやるべきことは静かな声が教えてくれます。
すべての事柄が自己に至るということを理解し、それの変化と向上のために努めなければならないのです。
自己が向上するためには何をしなければならないのか?を考えましょう。
自己の変化と向上を怠ける者には、幸福は巡りません。
あなたは自己が静まるのを感じましょう。
それが騒がしいのであれば、注意しなければなりません。
あなたを正しく諭すのが静かな言葉であるように、豊かさは静寂から導き出されるのです。
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