小さな世界には争いが起きます。
小さな世界は争いを求めて分裂するのです。
あなたはそのことを理解しなければなりません。
器量の小さな人間は不満に根差して争います。
小さな人間は先見性を持たず、目の前の既に現れている結果に捕われて、その原因と将来を見失います。
そのような人間は人生に豊かさを満たすことはできません。
小さな価値観、思考、感情、視野、理想、目的、人格・・・
そこには争いが付き物です。
争いが存在しているのであれば、そこに豊かさは存在しないということを理解しなければならないのです。
小さな世界には争いが存在するために、豊かさは存在しないということを覚えておきましょう。
あなたが豊かさを求めているのであれば、小さな世界に執着してはなりません。
小さな世界から一刻も早く抜け出し、大きな世界で大きな存在と共に生活しなければならないのです。
小さな世界に執着し、争いを好む者は自滅します。
沈むことが知れている船に乗ったところで対岸には辿り着けません。
崩れることが分かっているのにその家に住む必要はないのです。
小さな世界に執着する人間に関わってはなりません。
それは苦しみを増すからです。
あなたが人生に築かなければならないものは幸福なのです。
どのような手段を用いても、幸福という結果を築かなければならないということを覚えておきましょう。
ただし、何が幸福を築く方法であるのか?ということを見失ってはなりません。
あなたは大きな世界を求めていましょう。
向上心を絶やすこと無く燃やし続け、成長しなければならないのです。
小さな世界に執着する人間は、狭い場所にいながらそのことに気が付いてはいません。
それは愚かなことなのです。
狭い場所に生きているのであれば、豊かさが不足するのは当然のことです。
相手と鬩(せめ)ぎ合うことは必至なのです。
狭い場所に根を下ろした樹木は、互いに光を求めて枝葉を伸ばし、水を求めて根を伸ばしますが、結果として豊かさを奪い合わなければならないのです。
争いに敗れた方は枝を枯らし、根を引かなければならないでしょう。
それでは美しい樹形を築くことはできないのです。
広い場所に根を下ろすことができれば、互いに豊かさを分かち合うこともできるでしょう。
互いが美しい樹形を築けたでしょう。
人は移動(変化)することのできる存在です。
互いが争わずに豊かさを分かち合う方法があるのです。
それを探さなければならないのです。
小さな世界に生きていると、互いに淘汰(とうた)する必要が生まれます。
争いは不満を生み、不満は更なる争いを生み出すでしょう。
小さな世界に執着する者には争いが絶えません。
それは豊かさの形成ではなく、その消耗であると気が付かなければならないのです。
あなたが豊かさを求めているのであれば、小さな世界に執着してはなりません。
小さな価値観、思考、感情、視野、理想、目的、人格・・・
小さな器量が人を豊かさから遠ざけ、殺すということを理解しなければならないでしょう。
あなたが大きな世界に向かうためには、孤独に耐えなければなりません。
孤独に耐えることができなければ小さな世界に対する依存から解放されることはないでしょう。
大切なのは人は孤独であるということです。
人が孤独であることを忘れて、他の存在に依存するから争いが生まれるのです。
人はそれぞれに独立し、その状態によって互いに協力することが良いのです。
大きな世界に至る人は孤独を得ます。
小さな世界に縛られた人間にはそれが理解できません。
孤独を理解しない者は小さなことに捕われ、争うのです。
それは楽しいことではありません。
小さな器量が人生を詰まらないものにしているということに気が付かなければならないのです。
大きな世界で自由に生きることは幸せです。
小川で泳ぐ小魚よりも、大海を泳ぐ大魚の方が豊かであるということを理解しなければならないでしょう。
小さな世界で小さな人間が争うということを知りましょう。
あなたは自己を高めることによって、その苦しみから抜け出しましょう。
小さな世界に生きてはなりません。
狭い場所で生きてはなりません。
小さな世界で、小さな器量の人々と豊かさを得ようと争ってはなりません。
より大きな世界で、より大きな器量の人々と互いに豊かさを分かち合いましょう。
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