あなたが人生を豊かなものにするためには、自らの心を満たす必要があります。
あなたがどのようなものを手に入れたとしても、その心が満たされることがないのであるなら、人生に豊かさを感じることはできないのです。
あなたが人生を豊かなものにしたいと考えるのであれば、その心がどのように満たされるのかを理解しなければならないでしょう。
あなたは何によってその心を満たすでしょうか?
あなたの心が何によって満たされるのかを知ることはとても重要なことです。
その見当が外れているのであれば、あなたがどのように努めたとしてもその心が満たされることはないのです。
身体が水を欲しがっているのに、砂を飲んではならないのです。
水によって喉の渇きが潤うことを知っているのであれば、あなたが砂を飲むことはないのです。
あなたが何によって心が満たされるのかを理解しているのであれば、心を満たすことはできるのです。
何があなたの心を満たすのか?
それを知ることが重要なのです。
あなたは自らの心を満たすものを探さなければなりません。
それを見付けることができたなら、あなたは豊かな人生を歩むことができるでしょう。
心を満たすことがないものに対していくら努力しても、あなたが豊かさを得ることはないということを理解しましょう。
人は誰もが、自らの使命を抱えています。
誰もが理由を持って生きているのです。
その使命とは生きる目的です。
あなたの生きる目的が使命となるのです。
あなたが生きている目的は何ですか?
それを知っているのであれば、あなたは使命感に燃えて、熱意に従って生きるでしょう。
熱意を以て生きることができるのであれば、そこには喜びが得られるでしょう。
熱意もなく生きたところで、あなたが喜びを得ることはできないのです。
大切なのは心を満たすことです。
そのためには、喜びを感じることが求められるのです。
あなたは何によって喜びを感じますか?
何によって満足を得られるでしょう?
あなたはそれを知らなければなりません。
自分自身が何によって幸福を味わうことができるのかを理解することが必要なのです。
その時に、目に映るものだけを対象にしてはなりません。
この世界には目に映るものと、目には映らないけれど確実に存在しているものによって構成されています。
その二つの存在を理解し、あなたが何によって喜びを感じ、何によって心が満たされるのか?を考えなければならないのです。
目には映らないものを軽んじてはなりません。
目には映らないものでも、あなたにとってはとても重要な役割を担っているのです。
あなたの目に映るものは、あなたが考えているほど多くはないということを覚えておきましょう。
あなたの目には映らないものの方が多く、それが重要である割合も大きいということを理解するべきなのです。
あなたは思考や感情、意思や希望(目的)を使って人生を築きます。
思考や感情、意思や希望が存在しなければ、あなたは人生を築くことはできないでしょう。
しかしながら、それらがあなたの目に映ることはありません。
あなたは自らの思考や感情、意思や希望を視覚によって認識したことはないのです。
それは、それらが目には映らないけれど確実に存在しているものだからです。
多くの人は自分が認識することができるものを基準に物事を判断しています。
その認識はあなたが認識として理解することができるものだけです。
あなたがそれを見ていようと、聞いていようと、触れていようと、嗅いでいようと、味わっていようとも、それを認識として理解することができていないということは多々あるのです。
その対象があなたの視界に入っているにも関わらず、あなたがそれを認識していないという経験があるでしょう。
聞いているのに認識し(聞い)てはいなかったということもあるはずです。
あなたの感覚と認識にはずれがあり、あなたの認識は感覚が捉えている刺激に対して劣っているのです。
あなたは五感からの情報を完全に認識し切れてはいないのです。
存在しているにも関わらず、あなたには見えていないものや聞こえていないものがあるのです。
そのことを知りましょう。
目に映るもの、認識することができるものだけを頼っているのであれば、あなたは大切なものを見失ってしまうでしょう。
あなたは自らを過信してはなりません。
目に映るもの、目には映らないけれど確実に存在しているもの、その双方を大切にしなければならないのです。
目に映る小さな世界だけを頼りに生きてはなりません。
大切なことは大抵が目には映りません。
あなたの将来、相手の本心、問題の本質・・・
それらが目に映ればどれだけ簡単でしょう。
しかしながら、それらが目に映ることはないのです。
あなたは有形無形に捉われることなく、自らの心を満たすものを探しましょう。
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