あなたは自己の利益だけを追求するような詰まらない生き方を選択してはなりません。
あなたは、自己を中心として人生を選択し、設計してはならないのです。
これはあなたのためです。
これはあなたが豊かさを得るための戒(いまし)めです。
あなたにとって幸福が訪れるように願うので、このようなことを言うのです。
あなたの幸福を願うことがなければ、わたしはあなたを気に掛けることなどないということを覚えておきましょう。
わたしがあなたに伝えるのは、あなたの豊かな人生を守るためであるということを理解しなければならないでしょう。
あなたは自己の利益を守らなければなりません。
ただし、自己の利益がどのようなものであり、どのような方法によって守られるのかを知ることがなければ、それを得ることはできないでしょう。
あなたは自己の利益というものがどのようなものであるのか?
あなたの幸福とは、人生の豊かさとは一体どのようなものであるのか?ということを知らなければならないのです。
あなたは自己の利益について考え続けなければならないでしょう。
自己の利益がどのようなものであるのか?ということを考え続け、その考察が深くなることによってのみ、人生には幸福や豊かさが得られるのだということを理解しなければならないのです。
自己の利益に対して、思慮の浅い価値観しか持ち合わせていなければ、あなたは幸福や豊かさだと思い、それとは全く異なるものを掴むことになるのです。
それが幸福や豊かさを導かないものであるのならば、それがあなたにとっての自己の利益であるとは言えないのです。
あなたにとっての自己の利益というものは、あなたに対して幸福や豊かさを導くものであるということを覚えておきましょう。
あなたは自らに対して、幸福や豊かさを導く状況を得なければならないのです。
自らに対して幸福や豊かさを導く状況を得るためには、そのような状況を得るための選択をしなければならないのです。
そのような選択をするためには、何が本当の自己の利益であるのか?という答えを持っていなければならないのです。
初めに、あなたは自己の利益だけを追求するような詰まらない生き方を選択してはなりません・・・
ということを伝えましたが、あなたが自己の利益を追求することは良いことです。
矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、自己の利益を追求するという行為が正しいものであるのならば、その行為の副産物として、他者に対する利益がもたらされているはずなのです。
そのため、あなたが自己の利益を追求することは良いことなのです。
自己の利益が正しく導かれる時、あなたは自分だけの利益だけではなく、他人の利益をも同時に得ることができるということを覚えておかなければならないのです。
人が利益を得るということは、それに関わる人も利益を得ることであるということを理解しましょう。
あなた独りだけが利益を得るなどという状況が、あなたに真の利益を導くことなど有り得ないのです。
あなたは目先の利得に惑わされてはなりません。
目先のことしか考えられない者には、本当の意味での利益を得ることは叶わないのです。
あなたは自らの利益を得るために大切なことを見失ってはなりません。
亡者が得ることのできる幸福や豊かさなどは、どこを探しても存在しないということを覚えておきましょう。
あなたは決して自らの選択を軽んじてはなりません。
あなたの選択があなたの次の状況を築くのです。
あなたが自己の利益だけを求めるような詰まらない生き方を選択するのであれば、その詰まらない生き方に従って、あなたの人生は乏しいものになるでしょう。
そこには、幸福も豊かさも得られないということを覚えておきましょう。
それは、あなたの幸福や豊かさというものが、他人の協力によってのみ得られるからなのです。
他人の協力なしに得ることのできる幸福や豊かさなど、どこを探しても存在しないということを理解しましょう。
人に応援され、協力され、支えられることがなければ、あなたの人生に幸福や豊かさなどは存在しないのです。
あなたは勘違いしてはなりません。
あなたは独りでは、幸福や豊かさすら実現することはできないのです。
あなたが幸福や豊かさを得るためには、他人の協力が必要不可欠であるということを知りましょう。
自己の利益だけを追い求めるような人には、他人からの協力が得られることはありません。
あなたは自らに協力してくれる人に対しては協力するように努めるでしょうが、自らに協力することのない人に対してはそのようには思わないでしょう。
あなたは自らに協力することのない人に対しては、協力しようなどとは思わないのです。
他人もあなたをそのように評価するのです。
他人はあなたの選択を見極めます。
あなたが自らにとってどのような利益をもたらす存在なのかを審査しているのです。
他人はあなたが自らにしたことを返します。
あなたが他人に対して利益をもたらすのであれば、他人はあなたになんとかして利益を返そうとするのです。
しかしながら、あなたが他人の利益を損なうのであれば、他人はあなたから損なわれた利益を取り戻そうと躍起(やっき)になるのことでしょう。
あなたは他人に対して恩を売りましょう。
他人の利益のために働きましょう。
自己の利益だけを求めるのであれば、あなたは却(かえ)ってそれを失うということを覚えておきましょう。
他人を助けることによって、自己と他者に対して利益を導くのであれば、あなたは幸福と豊かさを得ることができるでしょう。
あなたは自己の利益だけを考えてはなりません。
幸福や豊かさを他者が運ぶということを理解しましょう。
自己中心的な価値観によって人生を築いてはなりません。
他者の利益を守りつつ、結果として自己の利益を得るのです。
目先のことに捉われて焦り、自己の利益だけを追求するような詰まらない生き方をしてはならないということを覚えておきましょう。
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