人生とは、自分の悪いところを直すために与えられたチャンスです。
人生におけるすべての状況が、あなたの弱さや未熟さを克服するためにもたらされたチャンスであるということを覚えておきましょう。
あなたはチャンスを生かさなければなりません。
チャンスを生かして成長しなければなりません。
人生は成長するための時間です。
すべての状況に意味があり、必要性があり、相応しいのです。
自分自身にとって重要なことを否定してはなりません。
都合の悪いこと、苦しいこと、嫌なこと・・・
それがあなたにとってどのようなものであったとしても、あなたはその状況を受け入れなければなりません。
あなたが受け取る状況は、あなた自らが導き出した結果に過ぎないのです。
原因はあなたにあるのです。
自分自身の責任によってそのような事態を得たのに、それを否定するのは間違っているのです。
すべてのことが、あなたの良いところや悪いところを示唆(しさ)しています。
すべての状況があなたを評価しているのです。
幸福な状況を手にしたのであれば、あなたには良い原因があり、あなたはそのために褒美(ほうび)を得たのです。
不幸な状況を手にしたのであれば、あなたには悪い原因があり、あなたはそのために報い(悪報)を得たのです。
あなたが良い原因を所有していれば幸福であり、悪い原因を所有していれば不幸であるのです。
どのような状況を得るのも自分自身にこそ責任があるということを忘れてはなりません。
あなたが不幸から逃れたいのであれば、幸福を得る以外に方法はありません。
人生は幸福か不幸のいずれかしか選べないのです。
この世界には、幸福な人か不幸な人しか存在していないのです。
あなたは自分を直さなければなりません。
より良い自分を目指さなければなりません。
悪いところを直し、良いところを育てるのです。
人生は幸福に生きるべきものです。
「生きることは辛い」「人生は苦しみ」などと思い込んでいてはなりません。
そのような破滅的な考え方の人物が幸福に生きることなどできるはずがないのです。
悪いことを考えるのであれば、それはあなたの悪いところであるのです。
人は幸福になるべくして生きています。
幸福に対して良い悪いがあるということを覚えておきましょう。
それは幸福に対してどのような影響力を持っているのか?ということを考えましょう。
その考え、その言葉、その行い、その習慣・・・
幸福に対して悪い影響力を持っているようなことは、あなたの魂を成長させることはないのです。
人は幸福を得る度に成長するということを覚えておきましょう。
成長したので幸福を得たのです。
忘れてはなりません。
悪いことを考える人間が成長することはありません。
悪いことを考える人間が幸福を得ることなど有り得ないのです。
悪いことを考える人間は後退し、不幸に至るのです。
あなたは謙虚にならなければなりません。
状況に対して反発してはなりません。
誰かに対して口答えしてはなりません。
自分が一番正しいと思い込んではなりません。
自分も正しいし、相手も正しいのです。
いつもどこかには、自分が間違っているかもしれないという考えを持っておきましょう。
傲慢(ごうまん)になってはなりません。
自分を未熟であると考える人は、多くのことを学ぼうとするでしょう。
学ぶ人は成長することができるのです。
謙虚さを忘れ、自分が一番正しい(偉い)と考え、反発する愚か者は不幸を道連れにするでしょう。
目の前に上手くいかない状況がある時、それは自分の方法(考え方)が間違っていたという証です。
状況が指し示す事実を覆すことはできません。
あなたにできることは、自分自身を反省し、自分自身を変える(成長させる)ということなのです。
あなたには良いところ、誇りに思うべきところがたくさんありますが、同時に悪いところ、反省すべきところもたくさんあるのです。
あなたは未熟です。
そのことを忘れてはなりません。
謙虚に生きましょう。
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