問題が発生し、行き詰まるということは、状況に対しての方法が間違っているということを理解しましょう。
あなたの考え方、捉え方、やり方・・・
あなたの方法が状況に対して間違っているから、そこに問題が生じるのです。
問題を解決するためには、自分自身の方法を改善する必要があるのです。
方法を変えないのに状況が変わる訳がないのです。
同じことを繰り返していたとしても、変化がないことは明白です。
同じことを繰り返しても問題が解決することなどないということは、誰にでも理解することができることでしょう。
しかしながら、多くの人は自分の方法が間違っているということに気が付いていません。
そのような人の口を衝いて出る言葉は、「相手が悪い」「自分は悪くない」というものでしょう。
残念ながら、相手が悪いということはありません。
悪いのは自分の方法であるのです。
あなたの考え方、捉え方、やり方・・・
過去に遡(さかのぼ)って考えましょう。
それらを改善することがなければ何も変わりはしないのです。
相手に変わってもらおうとしても無駄です。
それは、相手はそれが最善だと思っているからです。
相手はそれが正しいと信じてやっているのです。
それを「あなたは間違っている」と批判するのは傲慢(ごうまん)であるのです。
そのような傲慢で柔軟性や謙虚さの欠片も無い人間が、どうやって問題を解決するというのでしょう。
知恵がなければ問題を解決することなどできないのです。
知恵とは、物事をより良く考えるということです。
物事の可能性を見極めるのが知恵の力です。
知恵のある者は可能性を見付けるのです。
可能性を見極めることができる者に問題はありません。
問題を抱えるというのは、可能性が絶たれているという状態だからです。
知恵を付けるためには、物事に対してどれだけ柔軟に考えられるのか?ということでしょう。
「相手が悪い」「自分は悪くない」という頑(かたくな)な考えの人間には、物事に対して柔軟な考えができる訳がないのです。
自らの方法の間違いに気が付き、自らを反省し、それを惜しげも無く改善する人間だけが、問題を問題としないのです。
いつまでも同じ問題に対して向き合っていてはなりません。
問題は素早く解決し、先へと進まなければならないのです。
問題が発生したら、あなたはすぐに新たな方法を探しましょう。
問題が発生したら、新しい生き方を探すのです。
使い物にならなくなったものに執着してはなりません。
使い物にならないものは、持っていても使わないのです。
使える物だけを持っていれば良いのです。
使い物にならない物は問題を引き起こす原因であるのです。
そのようなものを大事に持っておく必要などないのです。
今すぐ行動しましょう。
この世界は行動することがなければ何も変わりません。
誰かや何かに頼る人がいますが、自分以外の存在はそれが何であろうとも、あなたの行動の補助にしかならないのです。
主体は常にあなたの行動にあるのです。
あなたが行動することがなければ、どのような補助も意味がありません。
自分を救うのは自分自身であるということを覚えておきましょう。
自ら新しい方法、新しい生き方をしない限りは、何も変わらないということを覚えておきましょう。
文句を言っても何も変わりません。
毒を吐くほど苦しむのは自分自身であるということを覚えておきましょう。
毒を吐くのは迷惑です。
自分では他人に迷惑を掛けてはいけないと言っているのに、他人に迷惑を掛けてはなりません。
あなたは常に自らを反省し、新しい方法を探しましょう。
誰かや何かのせいにしてはなりません。
問題が生じるのは、自分の仕方なのです。
状況を悪い方へと運んではなりません。
状況は良い方に運ぶのです。
文句を言うのが良い方法だと思うならそのようにしましょう。
どうにもならなくなった時には、どのように強情な人間も反省に至るでしょう。
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