あなたは幸せな気分で生きなければなりません。
あなたは幸せな気分でいなければならないのです。
どのような状況を前にしても、あなたは幸せな気分を保たなければならないのです。
人生とは、自らの考えが表現されたものです。
あなたが考えていることが状況を築いているのです。
それは、あなたが考えていることを行動してしまうからです。
考えていないことを行動することはありません。
あなたが考えていないことを行動してしまうというのであれば、自分が考えていることを知らないか、忘れているか、正当化しているだけでしょう。
あなたは必ず考えています。
その考えが行動の原動力となるのです。
考えていることは気分によって認識することができます。
ただし、それはその考えがどのような性質(方向性)を持っているのか?ということだけです。
思考は気分によって露(あらわ)となります。
あなたがどのように自分を正当化し、他人に対して考えを隠そうとも、気分を隠すことはできません。
あなたがイライラしたり、落ち込んだりしているのであれば、そのようなことを考えているのです。
隠されているものはすべて表立ちます。
あなたがどれだけ自分の考えを隠しても、その気分と、その状況がそれを外に知らせているのです。
あなたが問題を抱え、それに対して苦しんでいるのであれば、それはあなたが不幸な気分でいるということなのです。
あなたは不幸を考え、不幸を行っているのです。
この世界は、自分自身の行いが結果として現れます。
あなたが不幸な結果を得たのであれば、間違いなく不幸になるように行ったのです。
それを認めなければなりません。
あなたの現状は、あなたの状態を如実(にょじつ)に現しているのです。
それを否定しているのであれば、あなたが現状を改めることはできないでしょう。
反省し、考えを改めることがなければ、状況が変わることはないのです。
不幸に至ったのは自分自身の考え方が間違っていたということを認め、新たな方法を用いることがないのであれば、何も変わらないのです。
あなたが現状を変えたいと考えているのであれば、自分自身を変えなければならないのです。
あなたは不幸な気分に浸ってはなりません。
現状がどのように惨(みじ)めであったとしても、それを不幸だと考えてはなりません。
自分が置かれている状況がどのようなものであったとしても、それを幸福だと考えましょう。
どのような状況においても、そこには必ず良いところがあるのです。
それを見極めなければなりません。
すべての事柄に意味があり、大切な理由があるのです。
ならば、それが自分にとって良いものであるというのは明らかなのです。
幸せな気分でいることができる人は、どのような状況にも必ず幸せの糸口を見付けることができます。
そのような人は、より良い状況を手にして、より幸せになるのです。
不幸な気分でいる人は、どのような状況にも必ず不幸の糸口を見付けます。
そのような人は、より劣悪な状況を手にして、より不幸になるのです。
あなたは不幸の流れを断ち、幸福の流れを生み出さなければなりません。
あなたが生み出すものが良いものであるならば、結果はすべて良いことであるのです。
とても簡単なことです。
原因がそのまま結果を生むのです。
あなたは幸せな気分でいましょう。
幸せだと思い込みましょう。
思考の習慣を建設的であり、ポジティブなものにしなければなりません。
どのような状況においても建設的に思考することができる人は、幸せな気分でいることができるのです。
考えが気分になり、気分が状況を導き、状況が人生を築きます。
人が幸福なのは、人が幸せな気分を所有しているからです。
人が不幸なのは、人が不幸な気分を所有しているからです。
ただこれだけのことです。
人生を難しく考えてはなりません。
あなたがすべきことは、幸せな気分でいることだけです。
ただそれだけに集中しましょう。
克己(こっき)によって幸せな気分を守りましょう。
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