人生の幸福とは、人生に自由をもたらすものです。
人は幸福を得る度により大きな自由を感じるようになります。
幸福な人生ほど、自由であるのです。
あなたは自由を目指さなければなりません。
何事にも執着することなく、何者にも依存しない、そのような存在にならなければならないのです。
あなたは幸福になるために生きているのです。
あなたは自由を手にしなければならないのです。
どのような恐怖にも捉われてはなりません。
どのような怒りにも執着してはなりません。
どのような悲しみにも振り返ってはなりません。
どのような栄光にも縋(すが)り付いてはなりません。
どのような過去にも思いを馳せてはなりません。
あなたは何事にも、何者にも捉われてはならないのです。
何かに執着し、依存している人は幸福を手にすることはできません。
それは、自分という存在が主体ではないからです。
幸福というものは、自分自身の心から生じるものです。
自らが生み出すものが幸福であるのです。
あなたが誰かや何かに幸福を与えてもらいたいと考えている状態では、幸福を手にすることはできないのです。
あなたが誰かや何かに対して、自分の力でそれらに幸福を与えたいと考えている状態になって初めて、あなたは幸福を得ることができるのです。
あなたが生み出すものは、常にあなたの所有物となるでしょう。
あなたは自分が幸福になりたいと考え、幸福を生み出そうと努めなければなりません。
あなたは誰かや何かを幸福にしなければなりません。
幸福を考える人が恐怖や過去に執着することはないでしょう。
怒りや悲しみに依存することもないのです。
あなたは不幸と決別しなければなりません。
あなたにとっての不幸とは、不快であるということを理解しましょう。
気分が良ければ幸福であり、気分が悪ければ不幸であるのです。
幸福とは単純なものであるのです。
あなたが幸福を考えるのであれば、心地好い気分を選択しなければなりません。
あなたの気分は、あなたにしか分からないものです。
他人には分かりません。
あなたが心地好いのであれば、それで良いのです。
そのため、他人がどのように考えようとも、あなたは自分の心に従って選択すれば良いのです。
幸福とは心地好い気分であるため、幸福というものは人によって違うものなのです。
他人の幸福があなたに当てはまるということもないのです。
あなたにはあなただけの幸福があるのです。
あなたが不快に感じるものは、他人にはどのようなものであるにしても、あなたにとっては不幸の原因となります。
不幸の原因を所有しているのであれば、あなたは不幸という結果を確実に受け取ることになるのです。
あなたが幸福を求めているのであれば、幸福の原因である心地好い気分を所有しておく必要があるのです。
あなたが心地好いと感じるものが、あなたにとっての正解です。
あなたは心地好いと感じるものを選びましょう。
あなたが不快に感じるものは、あなたにとっての不正解です。
不快に感じるものを選んではなりません。
不快に感じるものとの関係を絶ちましょう。
今すぐにそうするのです。
善行は急がなければなりません。
覚悟を決めましょう。
どのような理由があろうとも、不快な気分を長く引き摺ってはなりません。
あなたは幸福にならないければならないのです。
あなたの目的は幸福を得ることです。
不快な気分の元となるものと決別しましょう。
苦しんでいるのに幸福など得られません。
苦しんでいる人が幸福な人生を生きることなどできるはずがないのです。
あなたは不快な気分、不快な仕事、不快な人間関係、不快な習慣、不快な自分を捨てましょう。
好きなもの、心地の好いものに囲まれるのです。
そうすれば、あなたは本当の自由を得ることができるでしょう。
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