あなたは経験したことを話さなければなりません。
あなたは自分自身で見て、聞いて、触れたものこそが真実であるということを知りましょう。
あなたの知らないことは、あなたの真実には成り得ません。
あなたがそれを実際に体験した時に、それが真実となるのです。
他人から教えられたことをただ鵜呑みに信じていてはならないのです。
実感もなく、それを評価してはならないのです。
自分自身で見たことも、聞いたことも、触れたこともないものを、どのように評価することができるというのでしょう?
人は、それぞれに価値観というものを持っているのです。
そのため、他人の評価というものがあなたのそれと一致しているということは有り得ないのです。
ただ、教えられたことを行うのであれば、それが間違っていたとしても続けなければならないということになります。
あなたに悪気が無くても、間違ったことを実行するのであれば、その報いは受けなければならないのです。
知らなかったでは済みません。
あなたが行ったのであれば、それはあなたの責任となるのです。
誰かの噂話を鵜呑みにし、それを広めたとしましょう。
あなたは真実を語っていると思うかも知れません。
しかし、あなたがその人に会って直接話をして、事情を聞くことがなければ、その噂話の真相を知ることはできません。
本人から聞いていないのであれば、何を言っても嘘になるということを知りましょう。
嘘を吐いて、真実とはかけ離れた作り話を広めるのであれば、その人はあなたを憎み、あなたはその人から責められるでしょう。
会ったこともない人の話をするのはやめましょう。
実際には知らないことを浅はかに広めてはならないのです。
他人の苦しみを糧(かて)にして喜んでいるようではならないのです。
嘘を言い広めて、真実を隠してしまうような愚かな行為をしてはなりません。
あなたに悪気が無くても、その行為が破滅的なものであるのならば、あなたはそのような結果を得ることになるのです。
人は真理に従わなければなりません。
真理に背くことができる人は存在しません。
悪いことをすれば、悪い結果を得るのです。
良いことをすれば、良い結果が得られるのです。
それは当たり前のことですが、多くの人はそのことを知らないままに生きているのが現状なのです。
あなたが話す言葉は真実でなければなりません。
あなたの言葉には大きな力があるのです。
あなたの一言で、信頼は脆(もろ)くも崩れ去ってしまうのです。
そして、あなたの一言で強い信頼を得ることもできるのです。
真実を語る人には、多くの人が信頼を寄せます。
偽りを語る人には、多くの人が軽蔑を寄せるのです。
嘘吐きを信頼する人はいません。
あなたは嘘吐きを信じることができますか?
嘘吐きには怪しさが付きまとうのです。
どのように巧妙に隠しても、偽りには違和感があるということを覚えておきましょう。
あなたはその人の語ることに違和感を覚えたのであれば、それが偽りであるかも知れないということを覚えておきましょう。
真実を語る人は、隠すことがありません。
それは、何かを隠す必要がないからです。
偽りを語る人は、隠さなければならないことがあります。
偽りが公にされ、自らが糾弾(きゅうだん)されることを恐れているからです。
嘘を吐くことがなければ、あなたが責められることはありません。
嘘を吐くから責められるのです。
真実を語る人を責める人はいないのです。
人が豊かに生きるためには、他人からの信頼と尊敬を得なければなりません。
他人からの信頼と尊敬を得ることなく、豊かに生きる人はいないのです。
あなたは真実を語らなければなりません。
知ったか振りをしてはなりません。
浅い知識をひけらかしてはなりません。
知らないことは知らないで良いのです。
見栄を張ってはなりません。
恥を掻く人よりも、嘘を言い広める人の方が罪が重いのです。
あなたは真理に近付かなければなりません。
そして、他人を真理に近付けなければならないのです。
あなたの経験の中にこそ真理が存在しているのです。
多くの嘘よりも、少なくても真実を大切にしましょう。
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