あなたは「天」と共になければなりません。
あなたは常に「天」を意識しておきましょう。
「天」とは崇高なものです。
人にとって、「天」とは気高くて尊いものであるのです。
「天」は高い場所に存在しています。
「天」に近付くほど高くなるのです。
高くなるほど、気高くて尊いのです。
あなたが気高くて尊い存在であれば、豊かな人生は約束されるのです。
崇高な人物を蔑ろに扱う人はいないのです。
人は無意識にも成長を求めているために、自分よりも優れた人物、尊敬に値する人物を大切に扱うのです。
あなたは他人に大切に扱われなければなりません。
他人に大切に扱われるためには、他人から尊敬される人になる必要があるのです。
崇高な人が尊敬されます。
下劣な人がどうやって尊敬されるというのでしょう。
下劣な人は軽蔑され、非難を受けます。
それは、「格」というものがあるからです。
格によってその人がどのような扱いを受けるのかが決まります。
尊敬に値する立派な人物は、その優れた人格によって優遇されるのです。
軽蔑に値する下劣な人物は、その劣った人格によって冷遇されるのです。
どのように努めようとも格によって選別されるのです。
あなたが心血を注いで努めたとしても、格の違いによって冷遇を受けることがあるのです。
大した努力をしなくても、その格が高ければ優遇されるということを覚えておかなければなりません。
努力は大切です。
人は努力をしなければなりません。
しかし、間違った努力が実を結ぶということはありません。
栄養を与えなければならないのに、毒を与えるのであれば、実りは無いのです。
向上心を持たず、それに見合った人格を有しないのに、尊敬されることだけを求めていてはなりません。
尊敬に値しない者が尊敬を求めることほど、滑稽(こっけい)なことはないのです。
代金を支払うことができないのに、欲望に負けて物を手に入れる人は、その代金の請求によって苦しむのです。
欲望に従って生きる人には恥が付きまといます。
それは崇高な生き方ではないのです。
本能的な欲求(快楽)に従って無計画に下劣に生きる人は、その人格を高めることはできないのです。
理性を保ち、どうすれば崇高に生きることができるのかを考えて生きる人は、その人格を高めることができるのです。
人は「天」を意識することによって、格を高めることができます。
「天」とは崇高なものです。
崇高な感情とは、思いやりや愛情などの建設的なものであるのです。
その感情が光に満ちているほどに、「天」に近いということを覚えておきましょう。
その感情が闇に満ちているほどに、「天」からは遠いということを知らなければならないのです。
高い場所には喜びがあります。
高い場所には楽しみがあります。
高い場所には慈しみがあります。
高い場所には協力があります。
高い場所には許しがあります。
高い場所には癒しがあります。
高い場所には安心があります。
高い場所には高揚があるのです。
あなたは向上心を以て生きなければなりません。
「天」が存在しているということを忘れてはなりません。
「天」に繋がることがなければ、豊かな人生は有り得ません。
「天」に赴(おもむ)くことができなければ、幸福は実現しないのです。
あなたは、思いやりと愛情を以て生きましょう。
気高く尊く生きるのです。
「天」を見詰める者だけがそれを見ます。
「天」を求めない者には与えられません。
あなたは「天」と共にありましょう。
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