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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2014年7月18日金曜日

寛大

寛大であれ。
あなたは大きな心を以て許さなければなりません。
自分自身を、他人を、罪を、過去を・・・
あなたはそれらを、寛大な心によって潔(いさぎよ)く許しましょう。
執着は不安の種です。
何かに執着することによって、人は苦しみを得るのです。
この世は変化し続けます。
それが真理であるからです。
時は止まりません。
時は動き続けます。
次々に展開する状況に対して、それに相応しく対処することがなければ、状況は悪化の一途を辿るのです。
時はあなたを待ちません。
あなたが戸惑っている間に、あなたを置き去りにするのです。
時を止めることはできません。
あなたは、時に従わなければならないのです。
あなたがどれだけ足掻いたとしても、どうすることもできないのです。
時は進み続け、状況は変化し続けるのです。
あなたが豊かに生きるためには、何かに対して戸惑い、執着している暇はないのです。
それがどのような意味を持っているのか?ということを「今」知る必要はありません。
それがどのような意味を持っているのか?ということは、後になって分かるからです。
後になって分かることを、今知る必要はありません。
理由を探している間にも、時は進み続けているのです。
理由が見付からない限り進まないというのであれば、理由が分かる頃には、時は既に過ぎ去った後なのです。
そこでは力は及ばす、後悔のみが残るのです。
どのようなことが起ころうとも、あなたは寛大な心によってそれを許さなければなりません。
過去には価値がありません。
価値は未来にこそ存在しているのです。
過去とは糞尿のようなものです。
畑の肥やしにはなれど、あなたの胃腸を満たすことはないのです。
過去を貪(むさぼ)っていてはなりません。
あなたの過去は、それを聞く他人にとって価値があるのです。
あなたにとっての価値があるのは、自分自身の未来であるということを知らなければなりません。
そして、それを覚えておかなければならないのです。
過去を取り戻すことはできません。
起こったことをどうすることもできないのです。
そして、それをどうする必要もないのです。
起こったことは、それが最善であるからです。
過去の出来事は、それがどのようなものであれ、それで良かったのです。
そうでなければならなかったのです。
過去がそのような形で存在したおかげで、あなたの豊かな人生が存在しているのです。
過去がそのような形でなければ、あなたは現状よりも乏しい人生を生きていたのです。
すべては過去のおかげなのです。
すべては原因から結果へと導かれます。
過去は未来を作るのです。
過去がどのようなものであったとしても、それに対して後悔を覚えているのであれば、未来は後悔という破滅的な感情によって乏しいものとなるのです。
あなたは許さなければなりません。
何事にも執着しないようにしておかなければなりません。
何事にも捉われないようにしておきましょう。
すべてが最善であるということを覚えておきましょう。
何があっても、それで良いのです。
豊かな心がなければ、大きな器量は手に入りません。
狭量な者は苦しい人生を生きるのです。
それは、狭量という原因によって明らかなのです。
寛大であれ。

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