人は、正解を知りません。
	すべての人は、答えを知らずに生きているのです。
	それが自然です。
	しかしながら、人は、答えを求め続けます。
	人は、正解を求めているのです。
	すべての人は未熟です。
	そして、すべての人は歪んでいます。
	誰一人として正しい人はいません。
	誰一人として、正解を知る者は存在しないのです。
	正解を知る者がいなければ、正解が存在していることも証明することができません。
	誰一人として、正解が存在していることを証明することができないのです。
	人は正解を求めていますが、何が正解であるのかを知る術は無いということです。
	あなたには、正解が分からないのです。
	そして、誰にも、正解は分からないのです。
	誰にも正解が分からないのであれば、正解を求める必要はありません。
	すべての人は、誤解を所有しています。
	人生は、誤解によって形成されているのです。
	あなたの選択は、すべてが間違っています。
	しかしながら、それが正解なのです。
	矛盾しているように聞こえるかも知れません。
	それで良いのです。
	多くの人は、自分の考える正解という結果を求めて選択します。
	豊かさや幸福も同じことです。
	人は、成果を求めているのです。
	それが、行動の動機となります。
	人は、正解を得るために行動するのです。
	そこには、間違いを恐れているという心理が隠されています。
	人が正解を求めるのは、間違いを恐れているからなのです。
	正解を求めているのは、間違いを得ないためです。
	正解を求めているのは、間違いを得たくないからなのです。
	そのため、人は正解という結果を前提とした選択を行います。
	結果を気にして行動するようになるのです。
	それは、臆病な行為なのです。
	結果を気にして行動する人は、自分の思い通りの利益を欲しているのです。
	そのような人は、人生を思い通りにしたいと考えています。
	多くの人は、人生を思い通りにしたいと考えているのです。
	そして、それが豊かさであり、幸福であると思い込んでいるのです。
	思い通りにできない人生は乏しく、不幸だと考えているのです。
	残念ながら、人は未熟なのです。
	未熟な者の思いは問題を引き起こすのです。
	未熟な者の思い通りに人生が展開すれば、そこには問題と苦悩が導かれることになるでしょう。
	あなたは、幼い子どもの我が儘(まま)が実現することが、その子のためになると思いますか?
	あなたは、自分の思いが実現することが、自分のためになると思いますか?
	良く考えてみましょう。
	そうすれば、人生は自分の思い通りにならない方が良いということに気が付くことができるでしょう。
	あなたの考える正解は、残念ながら正解ではありません。
	あなたの求める結果が、あなたを幸福にすることはないのです。
	理想を追い求めたとしても、あなたが幸福を得ることはありません。
	大切なのは、現実を追い求めるということなのです。
	現実とは、目の前の状況のことです。
	目の前に導かれた結果がどのようなものであろうとも、それが正解なのです。
	導かれる結果は必ず最善となります。
	すべての状況は、最善の結果なのです。
	最善の結果とは、成長のための経験です。
	あなたは、どのような状況からも学び、成長することができるのです。
	それは、あなたの求める正解なのです。
	真の正解とは、目の前の状況のことなのです。
	どのような結果を得ても、それが正解です。
	この世界に正解は存在しませんが、すべてが正解なのです。
	そのため、あなたは行動の動機を理想の結果(正解)としてはなりません。
	どのような結果を得るかは気にせず、やりたいことをやりましょう。
	
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