すべての人が人生に豊かさを求めます。
	誰にとっても、人生は豊かである方が良いのです。
	豊かな人生とは、満足のいく人生のことです。
	誰もが不満を嫌います。
	そして、誰もが後悔を恐れているのです。
	誰も、不満や後悔を得ようなどとは思いません。
	誰もが、満足を得ようとしているのです。
	そのために、試行錯誤(しこうさくご)を繰り返しているのです。
	その途中で、誰もが迷い、悩み、苦しむのです。
	豊かさへの道のりは、迷いと悩みと苦しみなのです。
	迷いと悩みと苦しみを避けて、豊かさへと辿り着くことはできません。
	この世界に存在するすべての人は、迷いと悩みと苦しみを抱えています。
	それは、豊かさへと続く道の途中であることを意味しているのです。
	あなたは、迷いと悩みと苦しみを抱えていようとも、希望を捨てる必要はありません。
	あなたはどの地点からも、豊かさへと歩み始めることができるのです。
	それは、あなたの心掛け次第です。
	あなたが豊かさへと歩もうとすれば、あなたは豊かさへと歩みを進めることができるのです。
	大切なのは意欲です。
	多くの人は、人生に豊かさを求めながらも、現状に絶望しています。
	そして、豊かさを求めてはいても、行為を失っているのです。
	大切なのは、一歩を踏み出すことです。
	一歩を踏み出さなければ、豊かさへと辿り着くことはできないのです。
	迷いと悩みと苦しみの中では、誰もが一歩を踏み出すことを危ぶみます。
	それが行為を失わせるのです。
	すべての人は、豊かさへの道のりを知りません。
	誰もが、暗中模索(あんちゅうもさく)を繰り返すのです。
	それ以外に方法がないのです。
	多くの人は、楽をして豊かさへと辿り着くことができると考えています。
	そのため、誰かと同じように行えば、自分も豊かさへと辿り着くことができると思い込むのです。
	しかしながら、誰かの方法によって、あなたが豊かさへと辿り着くことはできません。
	なぜなら、人はそれぞれに豊かさの形が異なっているからです。
	あなたの目指している豊かさと、誰かの目指している豊かさは異なります。
	同じ場所を目指しているようであっても、それぞれの現在地は異なります。
	現在地が異なれば、道のりは全く異なるものとなるのです。
	大切なのは、豊かさへの道のりを自分で探すということです。
	あなたが人生に豊かさを求めるのであれば、自らの抱える迷いと悩みと苦しみに向き合う必要があるのです。
	それ等は、豊かさへの道のりを示す道標(どうひょう)のようなものなのです。
	他者の道標を目印に進もうとしても、あなたにはそれを見付け出すことができないのです。
	あなたと他者の現在地は異なります。
	それによって、見ている景色も異なるからです。
	他者の豊かさと、あなたの豊かさは似ていたとしても、必ずしも一致するものではないのです。
	あなたが人生に豊かさを求めているのであれば、安心して迷いましょう。
	安心して悩み、安心して苦しむのです。
	迷いや悩みや苦しみの中で慌ててはなりません。
	絶望してはならないのです。
	手探りで探す以外に方法がないということを理解しましょう。
	楽をして豊かさを得ることはできません。
	誤解してはなりませんが、苦労をしろと言っているのではありません。
	寧(むし)ろ、迷いや悩みや苦しみの中にあって苦労はするなと言っているのです。
	あなたは、自分の価値観を大切にしましょう。
	自分が本当に求めている価値に従うのです。
	豊かさへの道のりは、自力によって見付けましょう。
	特別な方法は必要ではありません。
	目の前の状況に対して感謝することです。
	そうすれば、意欲が導かれます。
	意欲は熱意を生み、あなたは道を見付けるでしょう。
	
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