これは、あなたの人生です。
あなたは、自分と向き合わなければなりません。
人生とは、自分と向き合うための時間です。
あなたは、自分と向き合うために生まれたのです。
あなたが自分と向き合うのは、それを改善するためです。
あなたは、この人生において、自分を改善しなければならないのです。
しかしながら、多くの人はそのことを知りません。
多くの人は、自分と向き合うために生まれたことを知らないのです。
そのため、多くの人は、誰かや何かと向き合うことに専念します。
多くの人にとっての現実とは、外の世界なのです。
多くの人は、外に現実が存在していると思い込んでいます。
確かに、外には現実が存在しているように思えます。
しかしながら、外に現実は存在しないのです。
外に存在するのは、現実の投影です。
それは、映画のスクリーンのようなものなのです。
現実は、内に存在しています。
内とは、あなたの思考や意識や無意識のことです。
そこに”映写機”という現実が存在しているのです。
多くの人は、スクリーンに映し出された映像を現実と思い込み、それにのめり込みます。
スクリーンに映し出された映像を現実と錯覚(さっかく)し、演技をしている俳優に対して、感情を移入してしまうのです。
映画と分かっていても、いつの間にかにそれを現実と思い込んでしまうのです。
映画を観ている間、多くの人は、その世界観にのめり込みます。
多くの人にとって、映画を観ている時には、それが現実となるのです。
これは、人生にも同じことが起こっているのです。
多くの人が現実だと思っているものは、思考や意識や無意識の投影に過ぎません。
それは、現実のように思えますが、現実ではないのです。
現実は、あなたの内に存在する思考や意識や無意識などの、外に存在するものとは異なる形をしたものなのです。
スクリーンに投影される映像を現実だと思い込んでいる人にとって、映写機という現実は受け入れ難(がた)いものです。
しかしながら、映写機が存在しなければ、スクリーンに映し出される映像も存在しません。
映画を観ているすべての人は、いつかは、目の前のスクリーンに映し出される映像を手放し、映写機という現実と向き合わなければならないのです。
外に存在する世界は、現実ではありません。
それは、幻想なのです。
あなたは、幻想に対してむきになってはならないのです。
役を演じている俳優に対して、本気になって感情移入してはならないのです。
外に存在する世界は、スクリーンに映し出された映画のようなものです。
外に存在する何かに対して、むきになったとしても、人生に変わりはないのです。
映画の粗筋(あらすじ)を書き換えたいのであれば、映写機に備え付けられたフィルムを改めなければなりません。
スクリーンに手を加えても、同じ映画を観なければならないのです。
誰かや何かを変えようとしても無駄です。
誰かや何かに変わってもらおうとすることに価値はありません。
残念ながら、誰も何も変わりはしません。
外に存在するものは、内の投影に過ぎないからです。
あなたは、そのことを覚えておきましょう。
パッピーエンドが良ければ、フィルムを差し替えなければなりません。
それは、自分の思考や意識や無意識を変えるということなのです。
あなたが人生を変えたいと思うのであれば、自分を変えましょう。
誰かや何かに対して、むきになって反応してはなりません。
軽くあしらうのです。
それは現実ではないのです。
誰かや何かは、自分の思考や意識や無意識の作り出した幻想です。
すべては内で起こっているのです。
外に世界を見出してはなりません。
外には、敵も味方も存在しないのです。
すべては、あなたの内に存在する現実です。
内に世界を見出しましょう。
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