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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2019年8月29日木曜日

信頼の期限

すべての人は、目的を以(もっ)て生まれます。
すべての人は、目的を果たさなければなりません。
それは、目的を果たすことこそが、人生を始めた理由だからです。
人生の目的は、人生を始める前に決めたものです。
あなたは、それを果たすために生まれたのです。
しかしながら、すべての人は、生まれる前のことを忘れてしまいます。
それは、勝手の異なるこの世界に順応する必要があるからです。
そして、新たな目的に挑むために、余計な知識を忘れなければならないのです。
人生の目的に対して、純粋(じゅんすい)に向き合うことが、それを果たすための近道なのです。
あなたは、純粋な状態で人生の目的に向き合わなければなりません。
不純な状態で人生の目的に向き合ってしまえば、見当違いの目的を果たそうと努めることになるのです。
それは、方向を誤って歩むようなものなのです。
あなたは、目的地へ向かって歩まなければなりませんが、そこから遠ざかってしまうのです。
不純な状態とは、末梢的(まっしょうてき)な状態のことを言います。
人は、本質に近付く程に純粋に、本質から遠ざかる程に不純となるのです。
残念ながら、すべての人は末梢的な状態から歩み始めなければなりません。
すべての人は、本質から遠く離れてしまうのです。
生まれるとは、本質から離れることです。
すべての人は、生まれた時に純粋を失うのです。
あなたは、自分が不純を生きているということを理解しなければなりません。
すべての人は、未熟に生まれるのです。
すべての人は無知です。
そして、すべての人は歪(ゆが)んでおり、汚れているのです。
大切なのは、不純を手放し、純粋へと向かうことです。
純粋へ向かうということは、本質へと向かうということなのです。
あなたは、本質へと向かわなければなりません。
人は、何かを信じながら生きています。
どのような人物にも、信じるものが存在するのです。
人は、信じるものを頼りに生きているのです。
すべての人は、信じるものを必要としてます。
それは、杖(つえ)のようであり、道標(どうひょう)のようなものなのです。
人は、信じるものに従(したが)って歩むのです。
人は、信じるものに従って歩まなければならないのです。
すべての人は不器用です。
すべての人にとって、自分が信じるものに背くことは容易(ようい)ではないのです。
しかしながら、あなたは自分が信じるものに背かなければなりません。
なぜなら、あなたは未熟であるからです。
未熟者の信じるものは未熟です。
それは、本質ではありません。
あなたが目指すべきは本質であり、人生の目的なのです。
あなたは、本質や人生の目的から遠ざかってはなりません。
大切なのは、自分が未熟であるということを受け入れることです。
そして、信じているものを手放すことなのです。
何かを信じることはとても大切なことです。
しかしながら、時が来ればそれを手放さなければなりません。
すべての信仰(しんこう)には、期限が存在するということを理解しなければならないのです。
あなたは、成長を実現することによって、より本質へと近付きます。
そうなれば、今まで信じてきたものを信じられなくなるのです。
成長と共に、信じるものは変わります。
本質へと近付けば、今まで信じていたものを同じように信じることは出来ないのです。
あなたは、一度信じたことを手放さなければなりません。
あなたにとって、それはとても難しいことですが、手放さなければ先へ進むことが出来ないのです。
信じるものを手放すことには、大きな勇気が必要です。
杖や道標を手放せと言っているのだから、その難しさが分かるでしょう。
杖も無く、道標も無ければ、あなたは路頭(ろとう)に迷ってしまうのです。
しかしながら、そのような危険を冒(おか)してまで、あなたは信仰を手放さなければならないのです。
末梢的なものを信仰したとしても、あなたが本質を得ることは出来ません。
そして、人生の目的を果たすことは出来ないのです。
大切なのは、使えない”鍵”を手放し、使える”鍵”を手に入れることなのです。
鍵とは、信仰のことです。
目の前の扉を開き、本質へと近付くためには、それに相応しい信仰という名の鍵を手に入れなければなりません。
より本質的な信仰を手に入れた者は、本質である人生の目的へと近付くことが出来るでしょう。
あなたは、人生の目的を果たしましょう。
それは、最も深いところに存在しているのです。
穴を掘るようなものです。
掻(か)き出した土をいつまでも抱えていてはなりません。
それを手放し、次の土を掻き出すのです。
そうやって本質へと近付きましょう。
信じたことを手放しましょう。

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