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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2020年7月27日月曜日

都合の悪い宿命

すべての人は、人生に目的を以(もっ)て生まれます。
すべての人は、人生の目的を果たさなければなりません。
人生に目的も無く生まれる人はいません。
どのような人物の、どのような人生にも、果たすべき目的が存在するということを理解しなければなりません。
すべての人は、人生の目的を果たすために生まれます。
人生の目的を果たすことが、人生に生まれた理由なのです。
人生の目的は、あなたが人生を始める前に定めてあります。
それは、この世界に因果の仕組みが備わっているからです。
因果の仕組みとは、結果には、それに相応しい原因が存在するという理(ことわり)のことです。
どのような結果にも、それに相応しい原因が存在するのです。
あなたが人生という結果を得るためには、人生の原因となる目的が必要だったのです。
目的が存在しなければ、人生が存在することは出来ないのです。
人生の目的は、生まれた後に決めるものではありません。
人生の目的は、生まれる前に決めてあるものなのです。
人生においては、人生の目的を思い出し、それを果たす必要があるのです。
人生の目的を果たさなければ、人生を完成させることは出来ません。
人生の目的を果たさなければ、人生は空しいのです。
人生の目的を果たすことがなければ、人生は空しさを離れることはありません。
何を得て、何を手放しても、人生の目的を果たすことがなければ、人生は空しいのです。
人生の目的を果たす以外の方法によって、空しさを離れることは出来ません。
多くの人が空しく生きなければなりません。
それは、人生の目的を思い出すことが出来ないからです。
人生の目的を思い出すことが出来なければ、人生の目的を果たすことは出来ないのです。
あなたは、人生の目的を思い出さなければなりません。
しかしながら、人生の目的を思い出すことは容易(ようい)なことではありません。
なぜなら、それはあなたの奥深くに潜在しているからです。
人生の目的を思い出すためには、自分自身の奥深くに向かわなければなりません。
それは、濁(にご)った川底の無数の石の中から、特定の一つを拾い上げるような作業なのです。
人生の目的を思い出すことは、誰にとっても難しいことなのです。
残念ながら、あなたは自力で人生の目的を思い出すことは出来ません。
なぜなら、川の底からすべての石を拾い上げたとしても、どれが目的の石か分からないからです。
あなたには、どれも同じ石に見えてしまうのです。
大切なのは、人生の目的を教えてもらうことです。
あなたの人生の目的は、あなたの人生が知っています。
人生は、常にあなたに対して人生の目的を教えようとしています。
人生は、あなたが人生の目的を思い出すことが出来るように手助けを欠かさないのです。
あなたは、人生の手助けを借りて、人生の目的を思い出さなければなりません。
人生は、宿命によって、あなたに人生の目的を教えます。
宿命とは、避けることの出来ない経験のことです。
どのように努めても、避けることが出来ないことがあるのです。
あなたの目の前に導かれるすべての現実は、避けることの出来なかった宿命なのです。
残念ながら、あなたにとって、宿命は都合の良いものではありません。
すべての人にとって、宿命とは、都合の悪いものなのです。
しかしながら、あなたが人生の目的を思い出すためには、宿命を受け入れなければなりません。
宿命だけが、あなたの人生の目的を教えるのです。
すべての人は、未熟に生まれます。
すべての人は、弱さを抱えているのです。
弱さを抱えていない人はいません。
すべての人が未熟で弱いのです。
宿命に従うためには、強くなければなりません。
強くなければ、都合の悪いものを受け入れることが出来ないのです。
多くの人は、都合の良いものだけを受け入れます。
多くの人は、都合の悪いものを拒絶するのです。
多くの人は、素直に宿命に従うことが出来ません。
多くの人は、様々な理由を以て宿命に逆らうのです。
宿命に逆らうことは、教師に逆らうことです。
それでは、理解は深まりません。
人生を自分の都合で考えているような弱い者には、人生の目的を思い出すことは出来ません。
当然、人生の目的を果たすことは出来ません。
人生を自分の都合で考えているような弱い者には、人生の目的を果たすことは出来ないのです。
あなたは、人生を自分の都合で考えてはなりません。
なぜなら、あなたは未熟であるからです。
理由は、それで十分です。
未熟者の都合がどのようなものか?を考えてみると良いでしょう。
幼子の駄々(だだ)を最善と思う親がいるでしょうか?
良識のある親であれば、幼子の駄々を最善とは思わないでしょう。
あなたの人生(宿命)に対する不平不満は、残念ながら、あなたにとっての最善ではありません。
なぜなら、あなたの不平不満は、幼子の駄々と同じだからです。
あなたには、果たさなければならない人生の目的が存在します。
しかしながら、自力ではそれを果たすことは出来ません。
あなたは宿命に従いましょう。
都合の悪いことも、避けることの出来ない宿命なのです。
大切なのは、そこから学ぶことです。
都合の悪いことを拒絶し続け、都合の良いことだけを追い求めても、都合の悪いことに至(いた)るのです。
良いものを先に取れば、後には悪いものだけが残るのです。
良いものと悪いものは、共存しているのが自然なのです。
あなたは、自らの弱さに惑(まど)わされてはなりません。
都合の悪い宿命を受け入れましょう。
そして、人生の目的を果たしましょう。

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