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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2020年7月9日木曜日

好まない人生

すべての人は、人生に目的を以(もっ)て生まれます。
すべての人は、人生の目的を果たさなければなりません。
誰一人として、人生に目的もなく生まれる人はいません。
すべての人が、果たすべき目的を以て生まれるのです。
人生の目的を果たすことは重要です。
なぜなら、それが人生に生まれた理由だからです。
すべての人は、人生の目的を果たすために生まれるのです。
人生の目的が存在した後に、人生が生じたのです。
人生の目的は、決して後天的なものではありません。
因果の仕組みが存在するこの世界においては、結果を実現するためには、それに相応(ふさわ)しい原因が必要なのです。
原因が存在しなければ、結果は存在しません。
この世界には、“奇跡”というものは存在しません。
すべての事象には、因果関係が存在するのです。
因果関係が存在しないように思えることは、因果関係が存在しないように思えるだけです。
あなたには、その成り立ちが分からないだけです。
多くの人は、結果に執着(しゅうちゃく)します。
多くの人は、結果に執着するために、原因を疎(おろそ)かにするのです。
原因を疎かにすれば、因果関係を理解することは出来ません。
因果関係を理解することがなければ、物事の道理を理解することが出来ないのです。
どのようなことも、因果の仕組みの範疇(はんちゅう)に存在します。
因果を結ぶ道が道理なのです。
どのような人物も、道理に反することは出来ません。
どのような方法を用いても、道理を欺(あざむ)くことは出来ないのです。
すべての人が道理に従(したが)わなければなりません。
道理に反することは出来ないのです。
あなたが人生を実現するためには、人生の目的が必要です。
どのような人物の、どのような人生にも、目的が存在するのです。
どのような人物のどのような人生も、目的に従って展開(てんかい)します。
人生の目的を無視して展開する人生というものは存在しないのです。
あなたがどのように努めようとも、人生が目的を離れることはありません。
あなたは、人生を目的通りに生きなければならないのです。
しかしながら、人生の目的を覚えている人はいません。
それは、人生を始める前に自分で決めたことではあっても、様々な思い煩(わずら)いに心が曇り、目的の存在自体を忘れてしまうのです。
そのため、多くの人は、後天的な好みで生きようと努めます。
多くの人は、自分にとって都合の良い人生を生きようとするのです。
残念ながら、後天的な好みと人生の目的が符合(ふごう)することはありません。
なぜなら、後天的な好みとは、無知によって導かれた偏見(へんけん)が生み出した誤解に過ぎないからです。
自分に都合の良い人生を生きたとしても、人生の目的を果たすことは出来ないのです。
あなたは、自分の好みや都合と、人生の目的は符合しないということを理解しましょう。
人生の目的を果たすためには、自分の好みや都合に執着してはなりません。
自分の好みや都合に執着しても、人生の目的を果たすことは出来ないのです。
無知な者の好みや都合は、見当違いなのです。
あなたは、好みや都合に執着してはなりません。
人生には、果たすべき目的が存在するのです。
人生の目的を果たそうとすれば、自分の好みや都合に関係なく生きなければなりません。
それは、自分の好みでないことや、都合の悪いことも受け入れて生きなければならないということなのです。
人生は、思い通りにならないものです。
人生は、思い通りにならないことが自然です。
人生は、思い通りにならないことが最善なのです。
あなたは、思い通りにならない人生を許(ゆる)しましょう。
人生は、思い通りにならなくても良いのです。
大抵の人は、好まない人生を生きなければなりません。
それは、悪いことのように思えるでしょう。
しかしながら、人生が目的に従って展開している以上、それが悪いということはありません。
却(かえ)って人生が思い通りに展開することを恐れましょう。
無知な自分の好みや都合が実現すること程、恐ろしいことはないのです。
それは、無知な自分の好みや都合を実現することによって、本来実現すべき人生の目的を実現するための時間と労力を失ってしまうからです。
あなたは、人生の目的を果たすために生まれたのです。
自分の好みや都合を実現するために生まれた訳ではないということを覚えておきましょう。
あなたは、自分の好みや都合に執着してはなりません。
それは、あなたが歩むべき道理ではないのです。
思い通りにならない人生を楽しみましょう。
そこには、大切な学びが存在するのです。
あなたは、人生の目的を学ばなければなりません。
学ばなければ知ることが出来ないのです。
知ることが出来なければ、果たすことが出来ないのです。
学ぶためには、好みや都合を優先してはなりません。
学ぶことは受けることです。
好まない人生であっても、それを学びとして受けましょう。

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